【本要約】後回しにしない技術
◆成功者の共通点
アイデアより実行力
iPhoneと同じようにスマホを作るアイデアは他社にもあった。でも最初に作ったのはアップルで他の会社は作れなかった。
実行力=意志× 技術⚪︎
実行力は技術で後天的に獲得できる。心理学的に人が後回しにするメカニズムがある。
技術の三段階
決心すること、実行すること、克服すること。
◆1.イメージすること
イメージする ×ゴール ○プロセス
イメージするのはゴールではなくプロセス。プロセスが描けないなら調べること。例えば、料理を作るときは食べている姿ではなくどのように作るかをイメージする、わからなければクックパッドで調べる。
プロセスがイメージできていれば、プレゼンができる。
計画する
計画は面倒だが、計画ができているかどうかは本当にやりたいかが問われている。始められないということは、本当にやりたいことではない。
夢が叶わないのは、いつか夢は叶うと思っているから。夢を本当に叶えるには、逆算でスケジュールを立てている。
成功者は臆病者。プランB、プランCを考えている。
宣言する
計画を立てたら宣言する。大概の人は宣言をしない。心理学的理由は3つ。
1つは、非難されるのが怖いから。
2つは、言わないほうがかっこいいと思っているから。
3つは、夢は人に言うべきものではないという固定観念があるから。
夢を宣言しないことは、決心していないに等しい。宣言することで、周りに手伝ってもらえたり前に進むことが多い。
◆2.実行する
タイミング
開始デッドライン
締切の立て方が違う。締切は1つ立てるものではない、2つの締め切りを立てる。1つは、いつから始めるかのデッドラインを決める。人は締切いっぱいまで使おうとする習慣がある。
ウォーミングアップ
人は罪悪感の少ない逃避行動を取ろうとする。勉強する前に掃除を始めること。はじめから綺麗にしておけば掃除をしない、または勉強し終わってから掃除をする。
巻き込む
観察、報告
痩せると決めた場合、体重を報告する。自分を観察して報告していく。人は監視されている、見られていると行動が変わってくる。言ったことに自分の行動を合わせようとしていく。宣言、報告のおかげで自分の行動をコントロールできる。
助けてもらう力
成功者には助けてもらう力がある。どんな成功者も1人で成功した人はいない。うまく頼れない人は成功しづらい。何もしないで助けてもらうはダメ。最初は必ずスモールスタート。夏休みの宿題も最初の1ページだけやるところから。
◆3.維持する
マインド
自己イメージを高く持つ
自分ならできると強く思うこと。
ゴールから目をそらさない
ゴールを四六時中考える。1日15分だけ10年後のことを考える。成功者は「後でタスク」を秒でやる。勉強前に掃除を始めてしまう例でいうと机が常に机の上が綺麗な状態だからすぐに勉強にとりかかれる。
成功している人ほど長く計画している。
断る勇気
目標以外のタスクを断る勇気。一度決めたタスクも断ってもいい。あなたが断っても代わりはいくらでもいる、その上であなたに声をかけた、ただそれだけのこと。断るときは明るく、短く、簡潔に。