通り過ぎる

よく思い出す
いつもの道の道端に寝ているあの人のことを
今日はなんだか苦しそうに寝ていた
焦点は彼女を離さないが、身体はテクテクと彼女のそばを通り過ぎていく
ジリジリと感じるのは、偏見が生み出した罪悪感
ああ、僕はこれまでどれだけ通り過ぎていたのだろう

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