最近の記事

つらつら

会う人が減り、気持ちを共有する機会が減ったので、ここで色々と書いてみようと思い書いてみます。 最近思うのが、人が自分に対して持つ印象と自分自身が持つ自分への印象がだいぶ違っていること。 なぜなのか、、いや最近知り合った人ならいいのだけど、5年くらい付き合いがあるのに僕が店員さんに声をかけられないほど人見知りなのが気づかれてないのはとても寂しい。 僕からしたら店員さんを呼ぶのは腹痛や突き指するくらいの苦しさなのに、、。それを出さない自分を褒めるべきなのか、そこを感じ取ってく

    • ケムール人

      響き渡る足音、動く人影とはおよそ呼べない何か。暗闇をものすごい速さで駆け抜ける。少し遅れてドタドタと多くの足音がさらに響き渡る。先を行く異形の者は、頭部にある触覚のような場所から光線状のものを発する。光を浴びた壁は消滅し、素早く空いた穴に飛び込む。 作られた穴のせいで天井が崩れていく。 両者の間に大きな壁ができる。 追う者は問いかける。 「なぜそんなにも若さを求める?」 追われる者は答える。 「時間が足りないのだ。ただただ時間が足りないのだ。」 追われる者は続ける。「

      • 幸せは泉から湧いてくるものではない。 心臓から湧いてくるものなんだ。 だからヘモグロビンを切らすな。

        • 西日

          君が覗き込む姿は、まるで日差しのようで 降り注いできて、眩しい。 その眩しさが僕の周りを照らしてくれて、 今まで見えなかったものが見えるようになって、 気づかなかったものに気づけるようになって、 何よりもあったかかった。 空は高いけど、僕もいつか太陽になれるかな。

          夜明け

          僕の手をスルッとすり抜け 彼の元に帰ってく君を見ると たまらなく愛しいのだ 僕が出先だということは とても空しい

          つま先

          足並みが揃わない どうも揃わないのだ 揃わないと感じるのは世界の摂理のせいか そんなことは考えず 座って音楽でもかけようか

          濡れる

          雨はいつか止む やまない雨はないという 僕はそれを 待つことすら惜しいの

          通り過ぎる

          よく思い出す いつもの道の道端に寝ているあの人のことを 今日はなんだか苦しそうに寝ていた 焦点は彼女を離さないが、身体はテクテクと彼女のそばを通り過ぎていく ジリジリと感じるのは、偏見が生み出した罪悪感 ああ、僕はこれまでどれだけ通り過ぎていたのだろう

          通り過ぎる

          ゆらゆら

          ゆらゆら 頭が揺らされ目が覚める 揺れていたのは頭の中だった 昨夜の足跡を辿ろうとレシートを見る 消えた札束と見知らぬ土地のコンビニで買った水の明細 あー、またやってしまった、なんと生産性のないことかと、後悔をして今日も酒の席に着く。 まっすぐ歩けぬ僕は今日も揺れる、ゆらゆらと。

          ゆらゆら

          悲しみ

          眠れないとわかるのが辛い これが夢じゃなく現実だとわかるから 現実は重くのしかかっても、僕を横にすることはできない。 ただただ涙を流させるだけ。