![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173072158/rectangle_large_type_2_77eff32fdb9aebc0ec1e674524d800f1.png?width=1200)
ハッタリは現実化する -なりたい自分を先取りせよ-
こんにちはMetaKozoファウンダーのルキフェルです。
僕は2022年11月にMetaKozoというキャラクターブラントを立ち上げ、
昨年2024年は4月と11月で西武渋谷でアパレルグッズのPOP UPを開催したり、実店舗のラーメン居酒屋「会心のいち撃」を熱海にオープンしたり、今は6000人規模のコミュニティ規模に拡大し、日々アクティブで個性豊かなメンバーと活動をしています。
今日はハッタリは現実化するについて話していきます。
ハッタリは現実化する -なりたい自分を先取りせよ-
「ハッタリ」と聞くと、人によっては嘘をついたり、実力以上に見せかけることをイメージするかもしれません。しかし、成功者の多くは「ハッタリをかますことで、自分を成長させ、今の現実を変える」ことを知っています。ハッタリは単なる誇張や嘘で片付けてしまうともったいなく、「自己暗示」「行動」「環境適応」の力を活用する強力な戦略でもあります。
・ジョブズのハッタリの例
ハッタリで有名な例だとアップル創業者のスティーブ・ジョブスもその一人です。
![](https://assets.st-note.com/img/1738656697-fALs2Zr3quI5SpnPNOKE6M8w.png?width=1200)
① 最初のAppleコンピュータ販売のハッタリ
ジョブズとエンジニアのウォズニアックがApple Iを開発したとき、彼らはまだ量産の目処すら立っていませんでした。しかし、ジョブズは地元のコンピュータショップ「バイトショップ」に対して、「すでに量産体制が整っている」とハッタリをかまして、50台の注文を先に獲得し、なんとか間に合わせました。
実際は生産準備が整っていなかったが、注文を受けてから急いで製造を開始 。結果的に、先に注文を引き受けたことで不可能だと思われていた量産を実現し、ビジネスはスタートしました。
② ピクサーを売り込む際のハッタリ
ジョブズがPixarを経営していたとき、ハリウッドの大手映画スタジオに対して「Pixarは世界最高のCGアニメーションスタジオだ」と売り込んでいました。
当時はまだ短編アニメーションしか制作していなかったですが、大胆な発言を繰り返すことで信頼を獲得し、最終的にディズニーと契約し、映画『トイ・ストーリー』の大ヒットにつながった
ジョブズの成功の裏には、「未来の自分たちを先取りし、それを現実化させるハッタリ」の力があったのです。
・ワンピースのルフィのハッタリの例
![](https://assets.st-note.com/img/1738657927-gJUtAo6wVzbpKBF7I5j2T03s.png?width=1200)
俺は海賊王になる
ルフィは1話の少年の頃から連載している28年間「俺は海賊王になる」と言い続けています。
猛者がたくさんいる大海賊時代の真っ只中でその王になるというのは、大胆なハッタリで、しかもルフィははじめは強くありませんでした。
しかし、彼の可能性を信じた人々が仲間になり、ルフィも驚くほど強くなりどんどんと海賊王になるというハッタリが真実味を帯びてきています。
スティーブ・ジョブズやルフィがハッタリをかまさずに正直者だったらどうでしょうか?
「今は現実的にApple Iを量産するのは無理だ!」
「俺は海賊王になるのは今は無理だ!」
正直にこう言ったとしたらチャンスは掴めるでしょうか?
人は信じて仲間になってくれるでしょうか?
必ずしも正直=正義ではないと僕は思います。
ハッタリをかますことによってこのようにチャンスを掴むことができます。
ちなみに僕の場合のハッタリは、
「MetaKozoを世界的なキャラクターブランドにすること」です。
僕はいまMetaKozoというキャラクターブランドを立ち上げて、コミュニティメンバーと日々育てていってます。立ち上げから2年が経ち、色々と形になってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738657183-4ZYI8ECbVagHpNMXk9JdrD5B.jpg?width=1200)
最初は僕の頭の中の想像でしかなく、協力してほしい仲間に「世界中から長く愛されるキャラクターをユーザーとみんなで作ろう」とハッタリをかまして仲間にしていった経験があります。
僕のハッタリから始まり、MetaKozoは国内NFT業界だったら多くの人が知ってるレベルの認知度まできており、NFTとしても過去に販売したシリーズは完売し(トータル売り上げ4000万円超、取引の出来高は540ETHを突破)、西武渋谷で2回のPOP UPを開催したり、テレ朝やマイナビなどの企業や武道館アーティストなど50以上のコラボが実現しています。
僕はこの大胆なハッタリを現実にできると信じていま人生を捧げています。
ちなみに我々の最終目的は月でおしっこすることです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738657257-SwGkLmTvB6ucQ0fyHzN3dgXK.png?width=1200)
・脳は「想像」と「現実」に同じような反応をする
脳の活動パターンを調べると、「実際の体験」と「鮮明に想像すること」の間には驚くほどの類似性があります。例えば、スポーツ選手が試合を想像すると、実際にプレーしているときと同じ脳の領域が活性化することが分かっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1738657162-kq6OI1ujzFGHC3VKv5cdPNf7.png?width=1200)
・ 研究例
カナダのモントリオール神経学研究所の研究によると、ある動作を想像したとき、脳の運動野(体を動かす指令を出す部分)が実際に運動しているときと同様に活性化する ことが確認されています。
UCLAの研究では、ポジティブな未来をイメージすると、脳が「成功したと錯覚」し、それに向けた行動がしやすくなることが示唆されています。
・ピグマリオン効果
「自分は優秀だ」と思い込むと、本当に優秀な行動を取るようになる効果のこと。
・セルフ・フルフィリング・プロフェシー
逆に、「自分はダメだ」と思うと、本当にミスをしやすくなる。
何をやってもダメな時ってありますよね?あの時の現象です。
ここからはハッタリのメリットとデメリットを挙げていきます。
ハッタリのメリット
①マインドの変化
ハッタリをかまして脳を騙すことによって、脳はそう振る舞っていき、それは現実に現れていきます。
スポーツ選手のルーティーンは自分自身への自己暗示であり、このアクションを行うといい結果が出るというハッタリを自分にかまし、現実を変化させているのだと僕は考えます。かの有名なボクサーのモハメドアリも「俺は最強だ」と言い続けたことによって最強になっていったと言われています。
僕は若い時にブレイクダンスを習ってましたが、その時にウィンドミルという難易度が高い技があって、なかなかできなくてその頃お世話になっていた先輩に「頭の中で自分が上手くできているイメージを映像として具体的に想像してみて」とアドバイスを受けました。
そのイメージで僕は頭の中ですでにウィンドミルをできている自分というハッタリをかまして練習していくうちに、その技を習得した経験があります。
②成長を促進させる
ハッタリは、今の自分より高い次元の目標や大きい自分を見せることになります。そうなると、現実がそのハッタリに追いつくために努力を始めます。
ハッタリは将来の自分を先取りし、言葉にすることで現実にして行かざるを得ない状況を作ることができます。
③チャンスを掴む
「チャンスは何度でも訪れてくれるもの🎵」という竹内まりやの「元気を出して」という名曲がありますが、チャンスにも限度があります(笑)
何か自分にチャンスが訪れた時に、今の自分ではできないことでもまずは引き受けて、できるような現実にしていけばそのチャンスを掴めます。
ジョブズがいい例です。
僕が前に働いていた会社の社長は自社でできないことも、まずは引き受けていました。その後に自社の誰かに期限内にできるように仕事を振るか、最悪誰もいなかったら他社に委託してました。
「できます」と言う事で取引先からの受注が増えて、チャンスは増えます。
自社の誰かが新しいスキルを習得すれば会社の資産にもなります。
「できません」と正直に言っちゃうと、それ以降仕事を振られない可能性が上がります。
社長はハッタリの効果を十分に理解していたのだと思います。
④自信があるように見せれる
自信がない人より、自信がある人の方が好感を持たれて、人が集まり仕事のチャンスも増えます。例え自信がなかったとしても、ハッタリをかまして自信のある自分を表現していきましょう。気づいたら自信がついてます。
これが主なハッタリのメリットです。
次にデメリットをご紹介します。
ハッタリのデメリット
①ハッタリを現実にできないと信用をなくす
ハッタリというレバレッジを掛けた時の副作用で、
ハッタリをかましたら現実にしていく必要があるという責任を背負うことになります。
「できます!」と受けた仕事を期限までにできなかったら信用をなくし、それ以降に仕事をその会社や人から受注できなくなります。ルフィが海賊王にならなかったら、ルフィは大嘘つきになってしまいます。
背伸びしすぎずに達成できる範囲でのハッタリをお勧めします。
一度失った信用はなかなか回復できないので要注意です。
②すぐにバレるハッタリは禁物
その場でバレるようなハッタリは禁物です。例えば、全く知らない領域のことを知ってると言ったり、見栄のために現実離れした年収や職業を伝えたりなどの超短期的でハイリスクローリターンのハッタリは避けるべきです。
少し深掘りされたらハッタリがバレて、この人は嘘をつく人と信用をなくします。嘘をつく人と仲良くなったり仕事は誰でもしたくないですよね。
以上が僕が考えるハッタリのメリット・デメリットです。
結論
「正直者が馬鹿を見る」「嘘も方便」という言葉があるように、誠実で正直に生きることが常に最善とは限りません。戦略的なハッタリを活用することで、人生の可能性を広げることができます。
特にビジネスではハッタリは大事です。
ハッタリを「現実化する努力」をすれば、それは嘘ではなくなります。成功者は「適切なハッタリ」を駆使し、未来の自分を創り上げています。ビジネスでも人生でも、「等身大の自分」だけで戦うよりも、未来の自分を先取りするハッタリが武器になります。
戦略的なハッタリを活用して、自分を今以上に成長させてチャンスを掴みましょう。
僕も壮大なハッタリをかましてるので現実にするために行動あるのみです。
本日もありがとうございました。
僕に興味を持ってくれた人はXのフォローとこちらのnoteのフォローをよろしくお願いします!