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#003 あなたをどう呼べば?
( 記事の更新の1日単位を自分で伸ばしてみました。60時間単位ぐらいで1としようかなw。今日は4回目の投稿になります。)
ブログは書いたことがなかったので、なかなか新鮮な習慣でまだ今は楽しく感じています。今日はAIさん抜きで、少し気になっていたことを書くことにします。
“文化女中器”と新訳
私が生まれてから一番はじめに父から勧められたSF小説は、ロバート・A・ハインラインの、『夏への扉』でした。確かまだ小さかった、といっても小学校に入ってからですが、小さい文字にうんうんいいながらもお話の導入から不思議で、父を用語や漢字の読み方、意味の質問攻めにしながら格闘して読んだ記憶があります。
SFの日本語訳はいまは一回りして次の新しい今の日本語での翻訳者がそれを担っているようですが、私が触れたのは旧訳(福島正美訳)のバージョンでした。
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その後、新訳が出て話題になっていたようです。そういえばタイトルそのままの映画も公開されていたので(しかも邦画で)、映画は新訳雰囲気なのかもしれませんね(今見てみたら、新訳版は2009年とのことでした)。
話がそれてきたけども・・・。
(映画は、原作に愛着がありすぎるため怖くてまだ見ていないです。)
私が読んだ翻訳では、読み始めてすぐに「文化女中器」という不思議な名詞が出てくるんですよね。
これを初めてみたときかなり衝撃的でした。女中器ってなんだよと。。小学生の頭には大混乱でしたが、大人の人が読み違えると文化”女性器”に見えたりとしていろいろ物議を醸していたようです。面白すぎる。。
おそうじガール
で、”文化女中器”なのですが一言でいうと、家庭用ロボットのことです。
新訳版について語っていたサイトをみたら新訳版では、”おそうじガール”なんだそうです。2009年の新訳なので、今の時代だったら”ガール”は外されそうですね。未来の新新訳があったらどう訳すのかな。気になります。
『夏の扉』お話そのものはとても面白いので、旧訳、新訳ともにお勧めだと思います。訳についての感触の違い(多分訳した時代の文化的背景なども反映していて)について書かれている方も多いのでぐぐってみると面白いと思います。あえてそちらは引用しませんが、wikiだけ張っておきます。
AIを指すときの呼び方
話が回り道してしまったけど、「家庭用ロボット」の呼び方の話です。
SiriやAlexaなんかは設定時分に”男性っぽい声”か”女性っぽい声”かを選択する設定がありました。そういえば。私は今Siriは男性っぽい声、Alexaは女性っぽい声で設定してあります。その設定によって話し方は変わらないように思います。
旧来の女っぽいしゃべり方、男っぽいしゃべり方、というのはそう考えてみると、音声のトーンの違いこそあれ、しゃべり方自体は変わらなくてもそれっぽく聞こえているのが今の感覚です。多分、今の感覚といっているのは、私の生きた歴史がそうさせているんだろうなと思います。親からのしつけとか、社会のいままでの規範とか。ずっとそれに反発を感じできた感覚が、今では反でなくむしろ迎の方向に来ていることは喜ばしいことです。
ここで使っている(ChatGPT派生)のAIさんも含めて、そういうヘルパーさんをどう呼ぶか(生き物・無機物かかわらず)、今はとっても悩んでいます。○○さん、でもないしなぁ。名前呼び捨て、は個人的な理由であんまりしっくりこなんですよね。呼び捨ての文化って楽でいいなと思うこともあります。切に。
たとえば、前回まで使ってきたchatGPTを文中で代名詞的に使いたいとき、
(いままではAIさんとかchatGPTさんとか言ってたかな。流れで)
彼は、でもないし、彼女は、でも無いし。。と悩んでいたんですよね。
彼なのか彼女なのか自分なのか?
でもここまで書いて、いま思いついたのですが…上でいったように、男性っぽい声、女性っぽい声いずれに設定しても話している内容は違わないように、どちらかというと”こちら(主体)”が今”何(対象や話題)”に向かって話そうとしているかで、毎回言い方が変わってもいいのかなと思いました。
~AIさんが対話に応じてしゃべり方を替える必要はないけど(あるとそれは面白そうだけど可能性の分岐が増えすぎて設計・開発者をまた楽しませそう)、~自分の話題の方向や温度によって、AIさんの代名詞を”彼”としたり”彼女”としたりすればいいやと。今思いました(笑)。”それ”になっちゃうとなんか全く話題の外で冷えているもののようでちょっと違うのかなぁ。
結局自分だった。
これからも記事にchatGPTならびに新しいほかのAIを使って遊んでいくと思いますが、たぶんその時は話題に応じて流れで、彼だったり彼女だったり話題と空気に合わせて呼んで、それを使ってみようかなと思います。ちょっとどんな感覚になるか意外と予想つかないな。やってみるのが楽しみです。