吉田さんのこと:スベらん話①
大学院時代に、ある英字新聞社でバイトしてたんですね。そこに、濃くて濃くて、濃すぎるキャラの吉田さんという方がいました。スベらない話、満載の方なので、昔を懐かしみつつご紹介したいと思います。
01 モデルになった吉田さん
ある日、出勤すると吉田さんをバイト仲間が囲んでわちゃわちゃしてたんですね。なんだろ?と思って話を聞くと、吉田さんが言ったんです。
”僕、モデルになるんですよね~、ウフフッ”
吉田さん、こうやって話の最後がよく「ウフ」で終わるんです。ハッピーな人なんで常に。で、そんな吉田さんをイメージするために、石原良純さん、いますよね。良純さんをギューッと1/2スケールぐらいに圧縮すると、それが吉田さんです。
満面の笑顔がデフォで目じりにいつもシワがよってて。小柄で、でも何というか体毛が濃い目といいますか。頭髪もこう、頭頂部が割と荒野に近づいてきているかな、という感じもありまして。
で、そんな吉田さんが「モデルになる」という話で盛り上がっていたわけです。「え」ってなりますよね。
02 そーゆーことね…
ではここから当時の会話(リアル)で進めていきます。
(わたし)「え、吉田さんがモデルってすごいですね!」
(よしだ)「ウフッ! そうなんですよ~」
—冒頭にウフきた喜びMAXだー
(わたし)「で、なんのモデルなんです??」
(よしだ)「うん、僕、床屋さんでモデルになるんです」
―おーいやまてまて。床屋??モデル??—
(わたし)「床屋のモデルって何です??」
(よしだ)「いつも行ってる床屋さんの新人の子に言われたんです!」
―どうも新人の女の子らしい…なんか怪しさが—
(わたし)「なんて言われたんです??」
(よしだ)「カットモデルになってほしいって!」
―まって。吉田さんの頭髪って、さ…—
(わたし)「ヘアカットなんですか?」
(よしだ)「いえ違います」
―いや「違う」ってどういうこと??—
(わたし)「じゃなんのモデルです?」
(よしだ)「えっと、髭剃りのモデルなんです。ウフッ」
―えーっと。ウフって。よく理解できないんですが…—
吉田さん、お髭も濃い目なんですね。そこは良純1/2スケールなんで。で、床屋の新人の子に言われたそうです。
(女の子)「吉田さん、髭剃りのモデルになってくれませんか?」
(よしだ)「え!いいですよウフ」
(女の子)「吉田さんの髭って剃っても剃っても生えてくるんですよねー」
みなさんお分かりですよね。カットじゃないし、モデルでもないし、ただの実験台だよねそれ…。紛らわしいこと言うなと。っていうか自慢げに話す内容なのコレ⁇笑
02 その後の吉田さん
それからというもの、剃っても剃っても剃られ続け、会うたび青々とした口回りでした、とさ…。
しかしその床屋女子も会ってみたかったですね。
そんな吉田さん、ホントいい人で愛すべき人なんです。まだまだスベらんエピソード満載の方なので、気が向いたらアップしていきます。ということで、お読み頂き、ありがとうございました。一服の清涼剤のようになれば幸いです。ならないか(笑)
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