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全部が歴史になる【話すおむすびの本棚#12】


“話すおむすびの本棚”では私が最近読んだ本について好き勝手に紹介します。
何でもアリな読書日記のようなものです。


どうも、おむすびです。

今回紹介する本は本屋大賞受賞作続編!

『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈)

です。

『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)は前にも紹介したのですが、この本はその続編です。

今回もやっぱり成瀬は成瀬って感じでしたね~。
今取り組んでいることに集中しながらもすごく遠い未来のことも見つめていて、そういう視野の広さ、というか心のゆとり、があるところがすごいなと思います。
そして挑戦することに恐れない強さ!
どこまでも自分を貫く、「信じた道をいく」成瀬。
きっと天下もしっかりと取ったのでしょう(笑)。

1つ、心に残った言葉があったので紹介します。

この先、明確な目標がなくても生きてるだけで歴史は作られていくし、あんまり心配しなくていいのかもしれないって、ちょっと前向きになれた。

成瀬は信じた道をいく(宮島未奈)

「このままでいいのだろうか」と不安になることはたくさんあります。
先のことは考えても答えは出ないし、わからないから。
でも、これまでの過去の出来事も、今現在経験していることも、これから起こる未来のことも、全部が「歴史」になる。
大きかれ小さかれ、良かれ悪かれ、自分のものとして残っていく。
そこにムダなものって絶対にないと思うんです。
やったこと、考えたこと、その全てが“自分”を作っていくから。
先のことを心配する必要は何もないんだなと思いました。

周りを巻き込んでハチャメチャに突き進む成瀬に元気をもらえる物語です。
私も成瀬みたいにやりたいように生きようと思います!
機会があったら読んでみてくださいね。

それでは~。