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#おむすびの本棚 『探偵ガリレオ』

おむすびの本棚では私が読んだ本を紹介します。
お気に入りの本とあなたがむすばれますように。


どーも、おむすびです。



『探偵ガリレオ』 (東野圭吾)

を紹介します。

シリーズ累計1500万部を突破した連作ミステリーの第一作です。


あらすじ

警視庁捜査一課の草薙が奇妙な事件を前に行き詰まったとき、訪ねる人物。
それが“探偵ガリレオ”と呼ばれる友人の湯川
帝都大学理工学部物理学科助教授である彼は不可解な現象のトリックを次々と暴いていく。
突然後ろ頭が燃える幽体離脱で見えるはずのない景色を見る、心臓だけが腐る......。
科学の力と華麗な推理で難事件に挑む!


感想

やっぱりミステリーは面白い
殺人事件を解決するっていうとってもスタンダードなミステリーだけど、ページをたぐる手が止まらなかったです。
正直、私は科学の知識なんて米粒ひとつ分もないから探偵ガリレオたちより先に真相に辿り着くことは無理だったんですけど(笑)。
ごちゃごちゃになった事実たちがもとの場所に収まっていく感じ?パズルのピースがはまっていく感じ?が気持ちいい。

私のお気に入りは『燃える』。
心の中で「してやられた〜!」って叫んじゃいました。
事件の種明かしに驚いた後、冒頭に戻ると驚きがもうひとつあって、二重で楽しめます。

いつかシリーズを読破したいですね。


むすびのひと言

「人間の思い込みというのは厄介なものだ。シャボン玉の中に空気が入っていることは知っているのに、目に見えないがために、その存在を忘れてしまう。・・・」

人も、物事も、見えないところに真実があるのかもしれません。
見えないのではなく存在を意識していないというのが正しい気もしますが。
ときには、当たり前だと思っていた前提から疑うことも必要なんだと思いました。


ここまで読んでくれてありがとう!

では〜!