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#おむすびの本棚 『ミスドスーパーラブ』
おむすびの本棚では私が読んだ本を紹介します。
お気に入りの本とあなたがむすばれますように。
どもどもー、おむすびです。
『ミスドスーパーラブ』
を紹介します。
ドーナツチェーン店、「ミスタードーナツ」に関するアンソロジー。
小説、エッセイ、短歌、さらには写真の作品まで詰まった、ボリュームたっぷりで満腹になれる一冊です。
内容
主に常時置いてあるメニューに関するエピソードが語られます。
ドーナツのように甘く感動的なお話から、コーヒーのようにほろ苦く切ないお話まで、いろんな人から見た“ミスド”を味わうことができます。
ドーナツ片手に読みたい本です。
感想
落ち込んだときに気持ちを和らげてくれる、安心できる場所。
たまの贅沢、ご褒美が手に入る夢のような場所。
大切なあの人との思い出の場所。
たくさんの人の人生に彩りを添えている場所、そして食べ物だなぁと感じました。
ドーナツの穴の向こう側は虹色の光で溢れているのかもしれません。
むすびのひと言
「苦手なものがあっていいし、嫌いも好きも、理由を作らなくていいと思う」
これはドーナツ屋さんに置いてあるNOTドーナツ、NOT甘味である“エビグラタンパイ”氏の気持ちを語った作品。
みんなに愛されるポン・デ・リング氏のようなドーナツに苦手意識があったエビグラタンパイ氏。
その原因が自分とあまりにも違う味だからなのか、羨ましいからなのか、イマイチわからない。
特に理由はないけどなんとなく好きなもの、苦手なものってあると思います。
(ヒソヒソ)私も正直にいうと、ドーナツはお菓子の中でもあまり好きじゃないんです(ドーナツ好きのみなさんごめんなさい!)。
小さい頃、友達と遊ぶときのお土産とかでもらってもそこまで嬉しいものではなかった(と言っときながら食べるんですけどね(笑))。
多分もらって喜ぶ人が多数派であろうドーナツ。
でもなんとなく好きになれないドーナツ。
それでもいい!
“好き”や“嫌い”という気持ちがあるその“事実”が大切なのだから。
理由がわからなくても、そのままの気持ちを抱きしめてあげたいなと思いました。
ここまで読んでくれてありがとう!
それではでは〜!