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#おむすびの本棚 『世界でいちばん透きとおった物語2』

おむすびの本棚では私が読んだ本を紹介します。
お気に入りの本とあなたがむすばれますように。


どうも、おむすびです。



『世界でいちばん透きとおった物語2』 (杉井光)

を紹介します。

50万部を突破した『世界でいちばん透きとおった物語』の続編です。


あらすじ

新人作家、藤阪燈真にまたしても遺稿に関する依頼が舞い込む。
コンビ作家、翠川双輔のプロット担当、菊谷博和が亡くなったためにミステリ専門雑誌にて連載中の未完作品『殺導線の少女』の解決編を見つけてほしいと。
今回も担当編集の深町霧子の鋭い洞察力を借り、真実に迫っていく。
明らかになった想いとはーー。


感想

もう何も言えないっ!完敗です!
この物語にも、物語の中の物語にも、驚きで胸が震えました。
ホントにホントにネタバレ厳禁だと思うので私は「とにかく読んでください」と圧をかけることしかできません(笑)。

前作もそうですが、謎が解き明かされたときに見えてくるのはたくさんの優しい想いなんですよねぇ。
ミステリーとなると陥れるとか復讐とかそういうドロドロとした感情丸出しのものも多いと思うけど。
そういう意味でも新しい作品だなと感じました。

衝撃と感動を一緒に味わえる物語です。


むすびのひと言

もしも、なんて考えてもしょうがない。過去は変えられないのだ。

「やっぱりああしとけばよかったな」、「こっちを選んでいたら何かが変わっていたかもしれない」って後悔すること、ありますよね。
でもそれは変えられないんです。
いつまでも引きずっていてもしょうがないものなんです。

変えられるのは未来
これからどうするのか

ちょっと物語の真相に通ずるものがあるかな、と思いこの言葉を選びました。


ここまで読んでくれてありがとう!

ではまた!