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#鯖本! 『サバイバー‼︎(9) 挑め!限界雪山ミッション』

私の大好きな作家さん、あさばみゆき先生のシリーズ作品の感想です。
ネタバレまみれなので読了後に読むことをオススメします。

どもども〜、おむすびです。

サバイバー‼︎(9) 

挑め!限界雪山ミッション

を読みました。


前回は「ノドカ兄......!ついに......っ!(うるうる)」と思ったら、「りょぉぉぉぉまぁぁぁぁ!(悲鳴)」といういつもながら全く安心できない終わり方だったけど。
とりあえずみんな生きててよかった......のか......?

精神状態が限界のS組が敵のアジトを探ったり、吹雪の中の人命検索&救助にあたったり。
どんな困難にも全員が全力で立ち向かう姿はやっぱりカッコいい!

なんと言っても注目はシオンくんですよね!
すぐに笑うし、すぐに照れるからあんまり本人って感じはしなかったけど。
読者から見たら“レア涼馬”がいっぱい見れてサイコーでしたね(笑)。
特に97ページの決めポーズ、記憶が戻ったときには彼の黒歴史に追加されるのでしょう(え......記憶戻るよね、大丈夫だよね、大丈夫だと言ってくれ!)。
でも、自分の命が危ないとわかっていても他の人の命を救おうとするところとか、おばあちゃんだと吹き込まれている栗宮代表のことを「たった一人の家族なんだ」って庇うところとか、その優しさがとっても“涼馬”なんだよねぇ。
だから戻ってきて欲しいのは山々なんだけど、S組のことを疑っちゃう気持ちもわかるからなんとももどかしいっ!

いちばん好きだったシーンはUNOバトルかな。
みーんなドローをパスして一周回って楽さんに戻ってくるとか、とってもらしいなと思いました(笑)。
楽さんももちろん優秀なんだけど、ちょっと可哀想なポジションにいがち。
それもリーダーの宿命なのでしょうか......。
でも彼が抜けたら自然とお開きになるあたり、愛されてるってことが伝わってきますよね。

今回のラストも「なんでよぉぉぉぉ!」って絶叫しちゃうようなキビしい終わり方。
なんと容赦のない......!
この感じだと涼馬奪還は失敗しちゃうのかな(泣)。
いつか必ずみんな揃うときが来ることを信じて、(10)を待ちたいと思います。


ここまで読んでくれてありがとう!

それでは!