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#おむすびの本棚 『図書館内乱』
おむすびの本棚では私が読んだ本を紹介します。
お気に入りの本とあなたがむばれますように。
どうも〜、おむすびです。
『図書館内乱 図書館戦争シリーズ②』 (有川浩)
を紹介します。
全6冊ある『図書館戦争シリーズ』の第2巻です。
あらすじ
本を検閲機関から守る図書隊。
女性防衛部員の郁は今日も正義の味方を貫き通すため、訓練に励んでいる。
危険な仕事に就いていることを隠している両親の訪問をなんとかやり過ごしたある日、教官の小牧が難癖をつけられ、敵対している組織に容疑者として身柄を確保されてしまう。
それには小牧が昔から面倒を見ていた耳の不自由な高校生、鞠江が関係しているようで......?
新米エリート隊員手塚の兄の存在。
郁の寮の同室で毒舌美女の柴崎に近づく図書館問題について調べているという男。
郁、そして図書館はピンチを乗り切れるのか⁉︎
感想
今回もみんなかっこいいし可愛かった......!
特に1巻では隙がなかった手塚や柴崎がちょっと弱ってる姿を見せてくれたのが愛おしかった。
相変わらず暴走する郁のピンチに必ず現れる鬼教官で直属の上司、堂上や好きな人のためにキツい尋問を耐え抜く小牧にはグッときます。
表情豊かなみんなが大好きです♡
思いは人の支えになるし、動かす力にもなる。
それはどんな理論よりも大きなものなんだと思います。
だから人間は傷つけるようなこと、道を外れるようなこともしてしまうんだろうけど。
そういう純粋なところが美点でもあるんだと思います。
“憧れの王子様”の正体を知ってしまった郁。
どうやってこの思いを片付けるのか、次が楽しみです。
むすびのひと言
「そもそも図書館員一人一人が全ての分野に対してエキスパートである必要はない。
業務部の中でもレファレンスの得意分野はそれぞれだし、
各自の能力を巧く使い合えばいいんだ」
“何でもできること”が良しとされ、目指しがちだけどそうじゃなくてもいい。
協力し合うためにいろんな能力、考え方を持った人がいるのだから。
できないところを補い合えば1人のときよりも大きな力を発揮できる。
足りないところを伸ばすことも必要だけど、飛び抜けているところにさらに磨きをかけることも大事だと思います。
ここまで読んでくれてありがとう!
ではまたー。