見出し画像

何事も解決しないと気が済まない息子

息子は「まっいっか」と思うことがなかなかできません。一度悩み出すとその解決の見通しが立たないと、気持ちが不安定になります。

よく息子は諦めきれない自分が嫌になり、俺はなんでこんな考えなんだとまた自分を責めてしまっていました。

その中でも私が特に大変だった出来事を書きます。

ある深夜2時頃、自分のベッドには柵があって邪魔だし、これがあることで部屋が狭くみえるからなんとかしたいと訴えてきました。

私は夜中でも、何か言ってくれば必ず起きて話を聞くようにしていました。

・この柵は簡単にはとれないけど、DIYでなんとななるかもしれないからお父さんに明日相談してみようか。
・新しいベットを買おうよ
・家具の配置をかえてみる?
・机を買い替えようか?

などなど提案しましたが、納得してくれるどころか、
「このベッドは嫌だけど、3年しか使っていないのにもったいなくて捨てられない。机もおばあちゃんに買ってもらったものだし。どうしたらいいんだろう。あー、俺はなんでものを捨てることができないんだ。うつ病だからか。うつ病の人は物を捨てれないんだって。やっぱり俺はもう死ぬしかないんだ」

やれやれ始まってしまったと私は頭をかかえましたが、なんとかスマホで検索してベッドのリメイクのサイトを見つけました。それを息子に見せると腑に落ちたのか、これいいねとその時は落ち着いてくれました。

もう朝の4時を過ぎたころでしたが、私は少しだけ寝て翌日出勤しました。

結局のところ、ベッドのリメイクは難しかったので、おばあちゃんから買ってもらった机を別の部屋に移動させて捨てずにとっておき、新しいデスクを買うことになりました。

しかし、これまた選ぶのが大変で、これでもない、あれでもないとなかなか決めることができずに何日も振り回されました。

最終的にはこれっ!というものが見つかり、今でも気に入って使っているようですので、私の努力は無駄ではなかったかなって感じですが…。

息子はなかなか諦めることができない性格で、しまいにはそんな自分を責めるので、本当に大変です。
そして、解決するにはお金がかかることが多いので、これまた困ったもんで大変です(泣)




いいなと思ったら応援しよう!