【子育てエッセイ】夫に全てを求めない

今日は高校時代の女友達と久々にランチした！
お互い0歳児の子育てに奮闘中。
独身時代は海外旅行もした、なんでも話せる気心知れた仲。
子どもを一時保育に預けて、マシンガントークで2時間しゃべりまくってすっきり！
夫に、「わたしばかり息抜きしてごめん」ってLINEしたら、「心の安定は必要だよね！」って。
ああなんといい夫。。。
小競り合いやケンカ、イライラもあるけど、こーゆーわたしのやることに文句言わないところ、本当にありがたい。

今日はそんな夫と、前にランチで喧嘩した話。
その日は家族でショッピングモールへ。
わたしはお目当てのパンケーキ屋さんでランチする気満々だったけど、夫はがっつり食べたいタイプ。
わたしがパンケーキがいいと言うと渋々いっしょに列に並んでくれたけど、不服そう。
そしてパンケーキの値段を見て、俺コーヒーだけでいいって。
そんなつまらなそうな人とパンケーキ食べたくない！と思って、別の店に行くことに。
わたしのプンプンが伝染して夫もプンプンモードに。

今思えばくだらないけど、夫婦喧嘩のネタってこんなもんじゃないですか？
あのときは、パンケーキをいっしょに楽しめる旦那さんがよかったと、心の中で悪態ついた。
でも今日女友達とランチして思った。
パンケーキは女友達と食べればいいや！
夫に何もかも自分の思い通りになってほしいというのは求めすぎだ。

うちの夫はバツイチ。しかも成人してるお子さんが2人。まぁわたしの中にもこれまで色々葛藤はありました。
ここら辺の話はまたの機会に。

でも実に家族思いで、ぶっきらぼうなところはあるけど、家族の前では明るくバカになれる、なんだか少年のような人。
根が優しくて、困ってる上司や同僚の話を聞いてはいつの間にかアドバイザーになってる。
ナチュラルにいいやつだと思う。

わたしが好きな恋愛ドラマやリアリティーショーは全く見ない。甘いものもほとんど食べない。
そーゆーことはいっしょに楽しめない。
寂しく感じるときもある。

でも、わたしは彼の根っこが好きだ。
信頼してるし尊敬してる。
ちょっとおじさんになったけどそれはお互い様。
そんなふうに思える相手が夫であること、わたしはすごくラッキーだと思う。

翻って、わたしも彼の好きなものが好きではない。
野球はルールがよくわからないし、巨人が負けるとイライラする心境が理解できない。
ゲームもやらない。YouTubeの好みもまるで違って、いっしょに楽しめるのはエガチャンネルくらい。

でもそんなのって些細なことだ。
だって相手の根っこを好きって、すごいことだと思う。
だから、あれもこれも求めすぎちゃいけない。
パンケーキは女友達と食べるし、ドラマやリアリティーショーは1人で楽しむ。
それでいい。

そんなこと考えていたら今日はいつもより少し夫に優しくなれそうだ。
そしてそろそろ娘のお迎えの時間。
少し早めに迎えに行っていっぱい抱きしめたい。

人の幸せは読んでもつまらないだろうけど、
今日も我が家は平和である。感謝。