読書のマイルール
「書く習慣」という本を読んだ感想を以前noteに書いたが、その中で、アウトプットとインプットは7:3と書かれていた。
つまり読書したらそこから得られた学びや解釈、心が動いたことなどをアウトプットする。
読むことよりも吐き出すほうが大事だということ。
せっかく読書がマイブームなので、読んだ本については漏らさずアウトプットしよう。
読んで終わりでは、どこか、自分の心に触れたものを垂れ流ししているような感覚があった。
なるべく感じたことと向き合い、軌跡として残していきたい。
余談だが、読書で大事にしていることが3つ。
1つ目は、合わない本は諦める。
ときどき、最後まで読みきれない本に出会うことがある。
なんというか、文章のテンポが自分と合わなかったり、どこかパンチを感じなかったり。
そーゆーときは、図書館なら一度は延長してみるが、それでも進まなければ手放すようにしている。
限りある時間の中で、共鳴できないものに必要以上に時間をかける必要はない。
2つ目は、なんでもかんでも手当たり次第読んでみる。
時には書店員さんや友人におすすめを聞く。
あまり惹かれなくてもまずは読んでみる。
それで気に入れば儲けものくらいの感覚。
ただし、書店員さんにおすすめされた場合は買う流れになる確率が高いので、覚悟が必要。
3つ目はまずは図書館。どうしても欲しければ本屋で買う。
気づいたら今年に入ってすでに100冊以上図書館で借りていた。
1冊1000円計算でも、買っていたら10万円はかかるところをタダで読ませていただいてる。
これは利用すべき神公共サービスだと思う。
まず気になる本があれば図書館の予約サービスを利用。人気な本は数十人待ちのこともあるのでひとまず予約するが、読みたい気持ちが続くようなら、書店での購入を検討する。
なぜネットではなく書店で購入するのかというと、なるべく個人的に思い入れのある書店で買いたいから。
以前はネットで中古を探したり、メルカリを利用したこともあるが、新品との値段の差が大きくなければ書店で少し中身を見てから買うようにしている。あまりにも好みでなければ買わないという選択ができる。
ちなみに本に限らず、買い物はなるべく自分の目で見て触れてみることを大切にしている。
このあたりはなるべくお金を無駄にしたくない、無駄なものを家に増やしたくないわたしのこだわりである。
それだけ悩んで購入に至った本には思い入れや愛着が生まれる。思い入れのある本に囲まれるのはなかなか幸せな感覚だ。
ちなみに、予約サービスで狙い撃ちしなくても、なんとなく手にとった本が期待以上なことも多々ある。
そもそもわたしがここまで読書にハマったのは、帰省中にたまたま娘の散歩の途中で立ち寄った図書館で出会った本たちのおかげだ。
だから自分の感覚で選ぶことも大切にしたい。
失敗したってタダなのだ。
読書という新たな趣味に出会えたことは、育休で得られた、わたしの人生における、かけがえのない財産だと感じる。
そして、興味の幅はまた広がっていく。
何かに突っ込むとまた新しい何かにつながっていく。
読書は趣味として継続しつつ、なんだか何かを勉強したくなってきたのだ。
まだ何かが定まらないが、なんだか楽しみが増えてきた。
読書を通じて、暮らしに興味を持ち、娘とフィンランドに行くという夢が生まれ、興味や視野が広がってきた。
このワクワクを継続できますように。
何事も継続は力なりだ。
そして継続することは、始めることと同じくらいの難しい。
中秋の名月にそっと祈った。
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