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ひとりの世界

私は、殻に閉じこもって自分自身を守る人生を歩んできた

誰かに必要とされることがあっても
私が必要とした時に手は差し伸べられなかった

そんな時には殻に閉じこもり鍵を閉めてしまえば傷つかないと思っていた

でも私の殻は脆くナイフがいとも簡単に突き刺さる

結婚し子供を授かり幸せボケした私は殻をストックできてはいなかった

容赦なく突き刺さるナイフを避けるすべもなく
私はある日、限界を迎えた

それでも、人と関わるのは好きだ
だから10年以上配信をしていた時期もあったが
突然、予期せぬ解離性健忘で私は大切な存在に
暴言を吐いたらしく私の元から去っていった
そんな事が2回あって心が折れてしまった

要は人と深く関わることがこわくなり逃げた

だけど…人はなかなか簡単には変われない
ただ趣味垢として始めたものが温かさに溢れ
ただ興味本位で覗いた枠では笑顔が溢れ…

それなのに肝心な時に私は体調を崩す

推しのコンテスト最終日に
寝込んでいけなかった私

体調が悪いせいで行けなかった
なのに自分に非があると何処かで思っている

体調不良を言い訳にして許しを乞う
枠主も推しもそんなのを求めてはいないだろう

でも、子供の頃に築いた自分を守るすべが
私の邪魔をしている今のこの状況

あまりにもショックだったのだろうか…
唖然としてしまっている自分がいる

結局は仲が良い人なんて作らない方がいい
ひとりでいた方がいい
そんな結論に至ってしまう

友達や仲良しさんへの感情は
家族への感情とは違う

だから家族以外を求めてしまうのだろう

そして傷つけ傷つきまた殻に閉じこもって逃げる

そんなことを繰り返すくらいなら
やっぱりひとりでいた方がいいと
出会ったことにすら後悔しているのかもしれない

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