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好きじゃなかったメガネに憧れて

 10代の頃はメガネでした。

 毎日メガネ。朝起きてはメガネを探し、寝る直前までずっとメガネ。途中で外すのはお風呂くらい。

 だから、メガネには飽き飽きしていました。

 コンタクトレンズの方が視野も広くて、断然、楽です。メガネはレンズが曇ったり、汚れたりしますからね。動きが激しいとズレ落ちるし、接続部分のねじが緩んで絞めなきゃいかったりもするし・・・。

 そして、とにかく値段が高い。

 目が悪くなるほど必要なメガネは、目が悪くなるほど高額になるという嫌なヤツです。こんにゃろめ。

 ってなことで、メガネを購入するのも遠ざかっていました。

 でも、最近はコンタクトを着用している時間も長くなり、目が疲れやすくなってきているなあと感じていました。しかも、行きつけの美容師さんが最近メガネに変えて、その姿がとっても素敵なんです。メガネチェーンもさりげなく使っちゃって。

 メガネにするのも悪くないかも?

 そんな感じで段々と、メガネ・・・もとい、アイウェアをお洒落に使いこなしたいと、憧れを抱くようになりました。

日本語が多い南大門市場
いつきてもモノが溢れかえってる

 それが、クリスマスの日に南大門まで来た理由です。

 韓国でメガネといえば明洞が有名ですが、それ以前は南大門だったそうです。南大門は日本から友達が来たときくらいにしか行かないので、今回は久しぶりの市場を散策しながらメガネを探すことにしました。

 ――しかし、思ったようなフレームは見つからず。

 事前に調べておいたお店をいくつか回ったのですが、思ったよりも種類が少なかったり、良さそうと思っても実際に掛けてみるとイメージと違たりと、なかなかすんなりとはいきません。

 え、メガネ選びってこんなに難しかったっけ?

 そこで今月までのスタバのクーポンがあったのを思い出し、明洞のスタバで作戦を立て直すことにしました。

トコトコ歩き・・・
到着した明洞は人だらけ

 南大門から明洞までは歩いてすぐです。

 スタバではドリップコーヒーを飲みながら、「メガネフレーム 選び方」で検索。自分の顔に合いそうなフレームを調べ、明洞にあるお店を3つほどピックアップし、行く順番まで考えて、改めて出発しました。

 もうね、見つからない可能性もあると覚悟しましたよ。その場合は、弘大エリア、それでもダメなら近所のお店にしようかなと。灯台下暗しっていうこともありますから。

 しかし、こうして準備万端で意気込んだときに限って、すぐに見つかるんです。

 最初のお店で、しかも一番最初に手に取ったやつを購入することになりました。折角のあんなに調べたのに。ま、いいけど。

無料のセルフカフェエリアがある DAVICH
メガネが出来上がるまでここで待つことも可能

 お邪魔したのは DAVICH というメガネチェーン店の明洞本店です。

 品揃えが豊富で、1階は韓国ブランド、3階には外国ブランドを置いています。2階はコンタクトレンズ専用。価格帯は、安いものだと1,000円代から数万円のものまでありました。

 英語・日本語・中国語でも対応可能で、お店の方は皆とても親切なため、韓国でメガネやコンタクトレンズを購入したい方にはおすすめです。

左:遠い昔の学生時代に使ってたやつ
真ん中:10年近く前に購入し、最近まで使ってたやつ
右:今回購入したやつ

 これまで20年以上、似たようなフレームばかり使っていましたが、今回は少し趣向を変えてボストン型を選びました。

 久しぶりのメガネに気分も高まります。

 あと2,3個くらいほしい。色違いと、スクエア型も新しいのを買いたいなあ。そうそう、メガネチェーンもね。

 その日の気分や洋服に合わせてメガネを選んじゃうような、そんなお洒落さんになりたい今日この頃です。

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