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僕が通うドイツの街のジム事情

僕は週に2回ほどジムに通っています。
本当はもっと通いたいけれど、仕事が多忙なため、週2回程度で甘んじています。

僕がメンバーシップを所持しているジムは24時間営業。定休日はありません。
屋内駐車場完備。駅のすぐ近く・自宅から歩いて5分ほどのところにあります。

ジムエリアはかなり広く開放的で、多くのマシンとフリーウェイトが備わっていて、ロッカールームにはシャワーとサウナがあります。

24時間営業・シャワーとサウナ完備となるとメンバーシップ料金は結構高いんじゃないの?と思うかも知れません。僕は日本に住んでいた頃も大手スポーツジムのメンバーシップを所持していましたが(24時間営業ではありませんでした)日本のメンバーシップと比べると現在通っているジムはかなりお得です。

いま通っているジム。

僕の個人的な印象としては、まず利用者の年齢層が広い。
高校生くらいの年代から定年してリタイヤしたような人までさまざま。みんなそれぞれ自分なりにジムを楽しんでいます。

ジムではかなりハードにボディメイクしている人を時々見かけます。それはもうかなりデカいですね(この表現、分かりますか?笑)。控えめに言ってスゴイです。そんなかなりディープな人々がいる一方、軽く身体を動かす感じの人もいて、気軽に・手軽にジムを楽しんでいる感じもあります。

マシンジムを使っていると、ときどき

あと何回くらい使いますか?

と、僕が使っているマシンを次に使いたくて待っている人に聞かれることがあります。これって「早く終わってこのマシンを使わせろ」というような意味は実は全くなくて、「いつ使えるようになるのかな」という素朴な質問です。なので僕はいつも正直に

あと3セットね。だいたい5分くらいだよ。

とか答えてます。


それから、これはドイツのジムあるあるかもしれませんが

誰も使っていないマシンにタオルだけがかけてある

という光景をよく見ます。
これはいわゆる「場所取り」行為で、しばらくすると場所取りをしていた人が戻ってきます。

こういう場所取り行為。
僕はドイツでは時々目にしますね。例えば会食の会場などで誰もいない席に上着だけがかけてあるとかです。これは「かなり失礼で図々しい」行為と取られますので要注意。

閑話休題。ジムの話に戻ると、マシンを占有して長時間スマホを触っている人もいますね。事情は分かりますけど、スマホ操作はマシンを占有しなくてもできるのではないかなぁなどと僕は思ったりしています。

こうした場所取り行為やスマホ操作は、僕の通っているジムに限らず、ドイツ全国または全世界で発生していることかも知れませんね。

僕の見たところ、これはジムに限らず一般的に言えることですが、大切なのはdiversity・多様性ということなんじゃないかなと思います。ジムにはそれこそいろんな人がいて、それぞれ思い思いに自分自身の目的をもって身体を動かすことを楽しんでいる。

ボディメイクは僕の趣味の一つで、それでジムに通っているものの、そこでこの社会のdiversity・多様性を肌で感じることができるのもまた、僕がジムに通ってる理由の一つです。

また、僕はマイノリティの一人として、diversityや多様性について後ほどまとめて記事にしたいと考えています。