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見た方に行ってしまうから

学生の頃 オートバイに乗っていました 
バイクが流行っていた世代です

「風になりたい」とか「峠を攻めたい」とか
私はそういったタイプではありませんでしたが

当時はバイクに乗る子が男女とも結構いたので
時々みんなで一緒に走ったりもしました

秋も深まりみんなで紅葉を見に山へ行くことになり
峠デビューの私に 峠攻める系ライダー男子がアドバイスをくれました
「カーブで外側見たら膨らむからね、気をつけてね」

初心者なのでアドバイス通り無心で行き先だけを見つめて
曲くねった峠道を登っていきました が
何個目かのカーブで「実際 外側見たらどんな感じに?」という衝動に駆られ
チラッと外に目線をやると . . . そんな一瞬で「キャー怖い!!!」

秒で路肩にはみ出しそうになりました
オートバイは 見た方に行ってしまう を体感しました

考えた方に行ってしまうから


良くないことを意識すると現実がそちらに寄って行ってしまうとの事

「こんな風になりませんように」と願ってしまうと
「こんな風」のほうへ意識が行ってしまい、その現実を呼び込むのだと

よほど明快に願える人でないと色々叶えられないのかしら となりますが
願うではなく決めるなら出来そうに思えます

「こうする」「これは止める」〜だったらいいな… ではなく直行で

放っておくと人はマイナスの方へ思考しやすいそうで
そして思考がマイナスの方へ行くのは暇だからなのだ と どこかで見ました

マインドフルネスは瞑想をイメージしてしまうと難しく感じてしまうけど
没頭だと思えば今もしているし やりたい事はいろいろあります

バイクは見た方へ行ってしまう 
現実は考えた方へ行ってしまう シンプルな事だけど意識しないとね


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