まあまあ、お暇なら私の身の上話でも。07/??話
3日間3食全部ご飯が食べられたら、徐々に行動制限が解除されていって1ヶ月後には退院するという入院生活の始まり。入院した時は158センチで33キロ、体脂肪率は測定不能だった。
最初の2週間くらいはお風呂も入れず外にも出られず、トイレ以外はほぼベッドにいるような状態。面会は週1〜2回で30分とかだったかな。2週間ぶりに外の空気を吸った時は感動したな。
最初は戦時中みたいなほぼ液体のようなご飯から始まって、徐々に固形になってカロリーも増えていくような感じ。毎食泣きながら食べた。治したいけど体重が増えるのは怖かった。でも治すって決めたんだからと毎日泣きながら食べた。
今だったらゴロゴロして3食出てきて、なーんにもしなくていいなんて、なんて最高なんだ〜〜〜!ってなるなあ。笑
でもその時は、治したらまた普通の世界で生きていかないといけないのが怖くて、治るのが怖かった時もあった。またしっかりしないといけないって。
治ったら何がしたいか、毎日できたこととか思ったことをノートに書いてみてと言われて書いてた。そのくらいしかできることも、やれることもなかったし。
2週間後、週末に外泊届けを出して実家に帰った。
「仕事の面接でも決まったから帰って来たのかと思った。」
と言われて、なんかもう諦めたし、私のペースでいこうと思った。週明け病院に戻った時には少し安心した。(どんだけ実家苦手なのよって。笑)
入院中後半はロールシャッハテストとか心理テストみたいなのとかいっぱいやらされて、私サイコパスシリアルキラーになっちゃったみたいだな。とか、今日も向かいの部屋のおばあちゃんめっちゃ叫んでるねって、となりのベッドで同じく拒食で入院してた女子校生とおしゃべりしたり、少し元気になったあたりで退院。
思えば、退院してからのが、ずっと家に居ないといけなくて辛かったかも。