[book]金持ち父さん貧乏父さん
概要
タイトル:金持ち父さん貧乏父さん
著者:ロバートキヨサキ
本書は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
目次
◯教えの書
・金持ち父さん、貧乏父さん―ロバート・キヨサキが語ったこと
・金持ち父さんの六つの教え
・第一の教え:金持ちはお金のためには働かない
・第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ
・第三の教え:自分のビジネスを持つ
・第四の教え:会社を作って節税する
・第五の教え:金持ちはお金を作り出す
・第六の教え:お金のためではなく学ぶために働く
◯実践の書
・実践その一:まず五つの障害を乗り越えよう
・実践その二:スタートを切るための十のステップ
・実践その三:具体的な行動を始めるためのヒント
・エピローグ たった七千ドルで四人の子供を大学に行かせた男の話
・いますぐ行動しよう!
まとめ
労働者として働くラットレースから早く抜け出し、不労所得で生きていくファーストトラックに乗ろう!そのためには負債と資産の違いを知ろう!住宅ローンを使って購入した持ち家は資産ではなく負債です。
参考)キャッシュフロー的なゲーム(無料・英語版)
ポイント
第一の教え:金持ちはお金のためには働かない
・感情(恐怖・欲望)に支配されず頭で考えることが大切
第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ
・資産と負債の違いを知ること、資産はお金を生み出すもの
第三の教え:自分のビジネスを持つ
・本当の資産を持つ(株・債券・投資信託・投資不動産・知財権・手形等)
・金持ちは贅沢品を購入する前に資産を買う
第四の教え:会社を作って節税する
・ファイナンシャル・インテリジェンスを鍛える
1.会計力:数字を読む力
2.投資力:投資を理解し、戦略を立てる力
3.市場の理解力:需給関係を理解し、チャンスをつかむ力
4.法律力:会計や会社にかんする法律。合法的にゲームをする力
・会社を持てば、稼ぐ→お金を使う→税金を払うの順番にできる
第五の教え:金持ちはお金を作り出す
・度胸を持つことが大切
・お金は実際には存在しない
・プロの投資家は投資を自分で作り出す人
└他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
└資金を集める技術
└頭の良い人間を集めて組織する技術
第六の教え:お金のためではなく学ぶために働く
・必要な技術を学び、教える
実践その一:まず五つの障害を乗り越えよう
1.恐怖心:人は損をすることが怖くて、そのために損する
2.臆病風:雑音に耳を傾けない、勇気と根気を持つ
3.怠け心:怠け心につける薬に欲張り心、欲張り心に罪の意識を持たない
4.悪い習慣:自分への支払を後回しにしない
5.傲慢さ:無知を隠すために傲慢にならない
実践その二:スタートを切るための十のステップ
1.強い目的意識を持つ(精神):やりたくないこと、やりたいことリストを作る
2.毎日自分で道を選ぶ(選択):教育にまずは投資。
3.友人を慎重に選ぶ(協力):お金について話ができる友人
4.新しいやり方を次々と仕入れる(速習):より速く効果の上がる方法を探す
5.自分に対する支払を先ず済ます(自制):キャッシュフローの管理、人の管理、自分の時間の管理が大切、貯蓄や資産のための費用を先ず確保する
6.ブローカーにたっぷり払う(忠告):情報には価値がある。自分でやってない営業マンには耳を傾けない。
7.元は必ず取り戻す(無料のおまけ):何かの投資した後に必ずおまけ=無料でもらえるものがついてくる
8.贅沢品は資産に買わせる(焦点を絞る):お金に関する才能に刺激と動機付けを与える
9.ヒーローを持つ(神話):ヒーローを真似て行動する
10.教えることで得る(与える):教えれば見返りがある、与えるために与える
実践その三:具体的な行動を始めるためのヒント
・今やっていることをやめて振り返る
・新しいアイデアを探す
・自分がやりたいと思っていることを既にやり遂げた人を見つける
・講座に出席する、新しい知識を得に行く
・オファーをたくさんする、オファーには免責事項(ビジネスパートナーの同意を条件など)をつける
・現地を見る:投資したい物件のある地域の変化を見に行く
・将来の価値を見極める
・株式をバーゲンで買う:買い時を見誤らない
・適切な場所で探す
・買い手を見つけてから売り手を探す:パイ丸ごと買ってから分ける
・歴史から学ぶ