ドイツのNRW州クリスマスマーケット4か所に行ったよ(12月前半)
こんにちは。
こちらドイツでは12月からクリスマスマーケットが始まりました。
私はクリスマスが大好きなので本当にこの季節が楽しい!
家族でいつもワイワイ過ごした記憶があったわけでもないし、
かといって悲しい記憶もないのですがとりあえずマライアキャリーを聞くとわくわくするというありがたい季節ですね。マライアキャリーありがとう。
ケルン
まずは一番楽しみにしていたケルンのクリスマスマーケット。
ケルンは何か所かに分かれてマーケットが行われているそうですが、
旦那の仕事終わりに行ったので大聖堂の前のマーケットしか行けませんでした。
また明るいうちに別の場所に一人で行きたいと思います。
ケルン大聖堂はいつ見ても、何度見ても「おお~」と声を漏らしてしまうので、ライトアップなんて、さぞかし美しいのだろうな(わくわく)
と、思っていたらこれ!!!!!
ライトアップしてない…だと…?
大聖堂はライトアップしないんでしょうか…?燃料費高騰のためかしら?
下からライトをガツーンと当ててくれるだけでいいのだよ…
とまぁ少しがっかりでしたが、気を取り直して楽しみました。
平日の6時~8時くらいの時間に行きましたが、結構スムーズに歩けるくらいの密度でした。若い人たちが多いのかと思いきや、年配の方も多くてゴミも少なく当たりの日だったなと思います。
クリスマスマーケットには食べ物だけじゃなく雑貨なんかも、ところせましと売られています。
見ているだけで楽しいのです。
私たち夫婦が最近気になっていた木製のおもちゃ(?)のような組み立てるパズルが売られていました。実物を見るとますます欲しくなりました。
お姉さんは営業する気がなく、本当に売る気があるのか謎です。
せっかく売れる日なのにね
クリスマスマーケットのいいところは、ドイツ語が分からなくても
その店の周辺にその料理を持っている人がいるので迷うことが少ないことです。あと、伝統的な料理を少しづつ楽しめるところも。
ドイツのレストランは基本的に高くて量が多いので、メニュー選択をミスするのが怖くて毎回同じようなものを頼みがちな私たちには本当にありがたい!
まずは楽しみだったグリューワイン。
グリューワインにも赤・ロゼがあるんですね。びっくり。
赤だけだと思っていたので。
そして出てきたのがこちらーーー☆ぱちぱち
くぁいい~~~
毎年同じケルンのイラストレーターがデザインされているというマグカップに入れてもらえます。
デポジット制なので、コップが欲しければ持ち帰ることもできます。
もちろん持ち帰りました。旦那の分は返却。
ただ、0.2Lなので家で使うには少なくて少々不便です。
また陶器なので持ち帰りにも重くて大変不便です。
でもそんなこと関係ないほどかわいい。
家で何度も見てほっこりしています。
その次はドイツ伝統のランゴスという食べ物を食べました。
揚げたパンの上に溶けるチーズとトマトとハムなどを乗せたものです。
寒い日かつすでに揚げておいてあったパンだったので
チーズが溶けておらず、油の味がして旦那も私も最後まで食べられなかったです…
食べ物を残したのを初めてみた、と旦那に言われたくらい私にとっては珍しい出来事でした。
次は結構人が多かったマッシュルームと玉ねぎを焼いたシャンピニオンプファンネという食べ物を食べました。
アツアツでおいしそう。
これは日本人みんな好きな味付けだと思います。おすすめ。
キノコのうまみがしっかり出ていて本当に美味しかったです。
そのあともゆっくり見て回りました。
力の入れ具合が店によって違うのが面白いです
マーケットのステージでは日本のかぐや姫のような3人組が歌をうたったり。ディズニーの世界にきたような平和を感じさせられます。
不安や悩みがこの時だけはふっとぶような温かさを感じられました。
エッセン
お次は家からほど近いエッセンのマーケットへ。
エッセンHBFを出てすぐクリスマスマーケットが始まります。
準備段階から何度も通り過ぎていましたが夜に見ると全然違いますね。
やっぱりクリスマスマーケットは夜に来るのがおすすめです。
入口付近にあるlachs(サーモン)のお店へ。
lachs mit Salatを注文。12€。たけー
トルティーヤの生地にお米と鮭とレタスが入っていました。
何だろう。もし3€だったら美味しい!と思うのだが12€だったせいで
美味しいかもしれない という感想しか生まれなかった。
ドイツで大当たりの料理を見つけるのは本当に難しい。
今日もグリューワインを飲む!
熱いワインを入れても大丈夫なようにガラスが厚くなっているのですごく重いです。持ち帰るか悩んだのですが旦那が異様に気に入っていたので持ち変帰ってきました。
ワインのお供にカリーヴルストも。
旦那がカリーヴルスト研究家になると言い出したので付き合いました。
ケチャップがカレー味になっているタイプと、後からカレーパウダーを乗せるタイプがあるみたいです。
頑張って研究を進めてほしいものです。
セルフでマスタードをかけるのもドイツらしいですね。
もうすでにたくさんかかっているではないか!と思ってしまいますが楽しいのでやりたくなりますね。
アイン カリーヴァスト ビッテ と言ったら
アイネ カリーヴァスト ?と直してくれた。
私はいつも適当に言ってるのでこうして直してもらえると、もう間違えることがないのでありがたい。。。
そのあともふらふら屋台を見て歩きます。
楽しい~
昼にも行ってきました。
中世ヨーロッパを感じさせるお店もたくさん。
イェーガーTeeってなんだろう 進撃の巨人を見ているのでちょっとテンションあがりますね。
なんかもう本当に素敵なお店がたくさん。
肉まんみたいなまんじゅうが売っている店で(下の写真の左に少しうつっている)
DAMPFNUDELNというものを注文。
北ドイツの伝統的なデザート料理らしいです。
私は台湾や中国の甘い蒸しパンを想像していたのですが
あれよあれよと大量の甘いバニラソースをかけてくださり、
心のなかでは「あああああ」と思っていました。(笑)
でもソースがすごく熱くて寒い日にはぴったりでした。
大きすぎるので持ち帰ろうと思いましたが、この大量のソースを持ち運べるわけもなく泣く泣く少し残してしまいました。
こういう定番でない伝統の料理を食べるのも楽しい…
エッセンのマーケットにはいつでも来れるのでまだまだ何度も来よう…
ドルトムント
エッセンから電車で30~40分ほどにあるドルトムントにも行きました。
こちらはひとりで。
ここは駅から少し歩いたところにクリスマスマーケットがあります。
なので駅周辺は人は少なめ。
人の向かう方向に向かって歩いていくとたどりつきました。
ドルトムントは何といってもドイツで一番大きいツリーがあるマーケット。
大きすぎて、さすがにフェイクツリーかと思っていましたが
ドイツトウヒという木を1000本使って作られているそうです。
モミの木ではない木だそう。
圧巻で見とれてしまいました。
一人だったのでグリューワインを片手にグルグルとツリーの周りをまわって
観察してしまいました。
ドイツ人の本気を見ました。クリスマスにはちゃんと本気になれるんだね。
ドルトムントのマグカップはこちら。
こちらもレトロで素敵です…
Weihnachtsstadt と書いてあります。こういう文字がふっと読めた時にドイツ語勉強している実感が出てきてうれしいです。
小さなマーケットが3か所くらいに分かれているので人混みもそこまで感じることもなく観光客の方は一番楽しめるのではないかな?と思いました。
食べ物も定番のものだけでなくベトナム料理やアジア料理なんかもありました。
ドルトムントはなぜか12月30日まで開催しているそうなので、
クリスマス過ぎても楽しめるのでまた来たいです。
デュッセルドルフ
最初に言っておきますが動画をたくさんとっていて画像を取り忘れていました。
旧市街と市庁舎に向かい歩きました。
平日の夜だからか人が少ない。マライアキャリーを流して~
なんか日本だったら音楽を流すことが多いと思うのですが、ドイツはあまり流れていませんよね。
モダンな大観覧車もあります。
他の地域に比べてお金がかかっていてキレイですねぇ。
市の経済状況によってボリューム感も違うのでしょうかね。
出店しているお店はどんな基準で選ばれているのじょうか。
日本はテキヤや露天商が独占していると聞きますが、ドイツはどうなんでしょうか。すごく気になって調べてみましたが分からず。
他の地域に比べてファミリー層が少ない気がしました。
市庁舎の前にあるBratwurstを食べました。このwurstって選べるんですね。一番香ばしそうなものを選びました。美味しかったです。
ソースいる?どっちも?他は?など、ドイツ語の会話はある程度発生するので、優しそうな店員さんを選ぶのが重要です。
適当に返事をするより、ん?っていう顔をしていれば何とかして伝えてくれるはずです。
私は常にvielen dankを連呼しています。
これを食べると結構お腹が膨れるので、もっと食べたい人はパンなしのほうがいいかもしれません。
食べているとドイツにいるなぁ~という気になりますね。
ここからは昼に行ったデュッセルのマーケットの様子です。
ケー二ヒスアレーのあたりに行きました。
小雨が降っていたので軽く周遊しただけですが…
クリスマスツリーの雑貨が大量に売っている店もたくさんあります。
近寄ると欲しくなりそうなので、目を細めて見るようにしています。
人気のお店でカリーヴァストを買いました。
これほんと~~~~~に美味しかったです。
ポメスもサクサク・ジャガイモの味がしっかり出ていてまた食べたいと思うほどの美味しさでした。
ケー二ヒスアレーの川の周辺で一番人気そうなお店です!
デュッセルのグリューワインのマグカップはこちら。
なんだかあまり可愛くはありませんが、迷ったあげく持って帰ることにしました。
ペン立てにでもしようかな。
毎日どこかしらのマグカップを買ってくる私を見て旦那はニコニコしてくれているのでありがたいです。君のお金で楽しんでいます。
クリスマスマーケットは現実逃避ができて本当に楽しいですねぇ
友達と行くのも楽しいかもしれませんが、私はひとりで自由に周るのが最高に楽しいです。
今は食べたくないなーとか
もっと写真を撮りたいなーとか
人がいっぱいだから少しdmに寄ろうかなーとか。
頭で考えながら見るのが好きです。
あとすごく寒いので、防寒必須です。現地は熱気もあって暖かいですが
電車を待つ時間や移動の時間にすぐ冷えますので注意です。
特にドイツの電車は遅延・キャンセルが何度も発生しますので時間には1時間くらい余裕をみたほうがいいです!その分体力も消費しますので。
色々行ってみた結果、16時くらいにはマーケットに着いて18時には暗くなるので人混みが増えてきたら切り上げるのがおすすめです。
12月後半はボン・アーヘン・ボーフム・ミュンスターへ行こうかな。