2020.8.6
8月だね〜。
今年は夏っぽいこともできなさそうだけど周りと比べずゆっくりやりたいことができたらいいなって思ってます。
最近はまた本を読むことが楽しくなっていて
月に1冊程度読めていけたらいいな〜って思ってる。
最近、読み終えた本は、伊坂幸太郎さんの
「ホワイトラビット」
面白かった。
第三者目線で物語が進んだり、各登場人物の目線で話が進んだり、進んだかと思えば時間軸が巻き戻ったりと構成もかなり面白かった。
でもそういった構成だからか、考察のような感じで次にどうなるのか、あ、これがこうだからこうなったのか!とか、そういう気づきもあって、途中から続きが気になりすぎてあっという間に読んでしまった。
”何が正しくて、何が間違いなのか”
今の時代だからこその善と悪の基準で判断されてしまうし、善にも悪にもなれる人間の正義と悪に対する問いかけは永遠のテーマだなあと。
あとオリオン座のうんちくがこの小説には散りばめられていて、普通にオリオン座の情報を知識として知れる。でもそれが物語全体をノンフィクションっぽくしているというか、自分に対する善は他人にとっての悪でもあることを深く理解できた1冊だった。