ベンチャーに入社してみて
今月、大手企業からベンチャーへ転職した。自分のやりたい領域へ携われる、自分が創り上げていくんだ!という期待を込め入社してから1週間を振り返る
ベンチャーで働いている人のイメージ
・修羅場を潜り抜けてきた猛者たちが多い
・生産性が高く話が短いかつ的確
・自分で仕事を取りに行く
定時で出社は珍しい、テレワーク連絡がない
定時15分前に出社しても鍵が開いていないことがある。
3分前にぞろぞろとやってくるがそれでも定時には空席の方が多い…
理由はまだよく分からないが「あれ?フレックス?」と思っておく。
それとあの人休みかな?と思ったらチャットは飛んでくる日がよくある。どうやらテレワークのようだ。そういった連絡は誰としているのか知らないがなんだか連携の面で不安を感じている。これが「新しい働き方」なのか!
自分はまだザコの立場なのでテレワークの選択肢はないが、自分がそうなった際は周囲の不安を排除できるような環境にしていきたいと感じた。
新しい働き方?(大手にはなかった働き方)
・気が付けばテレワーク
・自分の都合で出社・退社、昼休憩のタイミングも自分次第
・休み連絡はチャット
・全員分のデスクがないため半フリーアドレス
半放置プレイ
まあこれは想定内。午前中に入社説明がありその後は放置。
取りあえず挨拶回り、PC環境設定、その他もろもろも…1~2時間くらいで終わってしまった。すかさず「中途入社 初日」でググり対策を練る。
社内でよく使われているアプリやソフトは前職で触れたことがなかったため、ひたすら使い方をマスターできるように調べた。前職施工管理にイラストレーションは無理でしょ…
前職→現職
・Excel→スプレッドシート
・Officeメール→チャット
・会議室→そのへんのソファ
物がない
超急ぎで会社ロゴのステッカーのようなものを作ることになった。使ったことのないイラストレーションとやらで。ベンチャーらしく見たことのないアプリやサイトは使っているが肝心の道具(テープや光沢紙、その他もろもろ)がほとんどないことに驚いた。透明ファイルや付箋、マジック、クリップしかない!前職は大手だからなんでも用意されていたのかとありがたみを痛感しながらドン・キホーテに買いに行った。自分の労務費を考えたら買いに行くなんてありえないという考えだが急ぎなので仕方ない。
与えられた課題
ゆくゆくは自分で事業を立ち上げ、商品を企画したいとキャリアを考え転職し、先ず与えられた課題は既存商品の不良率削減とCS(顧客問い合わせ)の製品関連の回答だった。不良率削減や製品関連の回答には必然的に検討書・図面・設計計算書が必要であるがそれらがなかった。。いったい今までどうやって顧客に回答していたのか気になった。
どうやら製品は外部の人が考えて作っておりその人に逐一確認しているようだ。自分で試行錯誤し修羅場を乗り越えていった感は見受けられなかった。
というわけで製品や修理に対する知見は皆無で販売戦略やデザインが得意な人が多いみたいである。
私は製品関連の第一人者としてポジションを確立していき、商品企画や販売戦略も任せられるようになりたい。先ずは前職のスキルが活かせるため正直今の仕事量は前の4分の1にも満たないため毎日暇である。その度に声かけをしているがそれほどのタスク量を感じないがなぜか皆定時過ぎても残っている不思議な状態。
業務範囲が不明確
皆定時を過ぎても残っている要因として業務範囲が不明確という理由が考えられる。大手企業は完全に分業化されているがベンチャーはそうではない。タスクが宛先3名に送信され誰がやるかはその時次第といったやり方。意外と「僕がこのタスクやります!」といった人がいないため、仕事が適切に処理されにくい状態である。また、やりとりはチャットでしているため誰がやるかを決める前に見えないところへ流れていく。そうして頭の中から消えていくのであった。
自分でもやれると確信
ベンチャーは裁量が大きいため仕事に対する不安が漠然とあった。しかしよく考えてみれば、前職でも私のグループだけ係長がいなかったことからもう1人のメンバーと2人で結構な裁量のもと仕事していたんだなと感じ、それに比べればまだまだ入社最初の裁量なんて大したことはなかったので一安心している。ただ、今は自分の専門分野のみの話であり、範囲が広がれば話が変わってくるかもしれない。他の人はどのレベルで仕事をしているのか、意識や価値観も探りながら今の仕事を進め、自らスキルを取りに行く姿勢を取っていこうと考えてる。
まとめ
ベンチャーで働いていた人のイメージ
・修羅場を潜り抜けてきた猛者たちが多い→入社間もない人が多いため猛者は少ない
・生産性が高く話が短いかつ的確→的確かつ丁寧だが議論は多め
・自分で仕事を取りに行く→考えはそうなのかもしれないが環境が整っていない
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