読みかけの本の感想を言うよ
帰宅して、タバコを吸い、夕食を作り、少し休憩しよとベッドに横になってしまったが最後、目覚めたときには午前0時を回っていました。
このまま朝まで眠ってしまえれば楽だなと思いつつ、すっかり冷えた夕食を温め直し食べました。
私はどうしても一度の食事で過食傾向にあり、しかもこんな時間に取る食事は罪悪感上乗せでの一種の賭けです。
でも眠気も覚めてしまったし、しょうがないじゃないかと言い訳をつけて食べるのはいつものことじゃないか。
しばらくは眠れそうにないので、昨日買った読みかけの本を手にしました。
本のタイトルは「あなたの孤独は美しい」
戸田真琴さんのエッセイです。
この方はAV女優をされている方で、数年前、大森靖子をよく聴いていた時期に、大森さんが戸田さんを題材にした歌を作ったかなんかで知りました。
今、ネットで調べてみたのですか、題材にしたというソースが見つからなく、でも私の頭ではそう記憶してます。
というような経緯で彼女のことは元から知っていて、当時興味本位にサンプル動画まで視聴した記憶があります。
ブログもいくつか記事を読ませてもらって、言葉に繊細な人だなという印象がありました。
昨日、ふと寄った書店で、たまたま目に留まり、最初の数ページ。
「まえがき」にあたる部分を読んだのですが、この文章がとても素晴らしくて、
というか、誰に向けてどういった意図でこのエッセを書いたのか、明確にしていて、しかも、しっかり私に向かって発せられていました。
冒頭でこのエッセイは利他的なものであると宣言しているのです。
この記事を書いている今時点でもまだ読み終えてないと、前置きしますが、
戸田さんの綴る言葉が積み重なっていくうちに、
いかに自己を肯定をし、その根拠を自分の信念に基づいて言語化できるかは、何も考えずには生きられない私のような人間とっては、とても重要なんだなと改めて確信したのです。
このエッセイで戸田真琴さんは、たぶんその”言語化”をひとます代理してくれているのだと思います。
ただ詰まる所、自分自身の経験を照らし合わせて、自分の言葉で表現することができなければ、本当の肯定だとか、確立だとかには、至らないのではないかぁ~、とぼんやり考えてしまい、頭に靄がかかったような部分だけ、先に感想として綴りました。
思ったことも書き終えたので、今日はこの辺で、おやすみなさい。