さらば！上げようとしないと上がらないわたしのモチベ達

あー私のモチベーションどこいった？

油断するとすぐに「探さないでください」といつのまにかいなくなってしまう私の愛しのモチベーション。本当にすぐいなくなるんです。

カケラのように萎んだモチベを見つけ出しては、イヤイヤ期の2歳児にも負けない態度のあの子を諭しながら、「モチベちゃん、やりたくない！ってまたまた…。そこをなんとか機嫌を直してやろうよ」って私のエネルギーの源に一緒にがんばってください、お願いしますと頭を下げる日々でした。

だがしかし！！時代は変わり私も変わった！！

上げようとがんばったり、おだてたり煽ったりしないと立ち上がれないモチベーションなんて、私にはもう必要ないんです。これぞ、革命だ！

そもそもの話ですが、やる気がでない時は休む時だったりしますよね。

本当にやりたいことをやっている人も、
やらなきゃいけないことをやることに限界な人も、
楽しいからやっている人も、
やりたいのかやりたくないのかわからない人も、

みんなまとめて休む時です。
ロボットや機械だって、充電したりメンテしなければ動かなくなるのだから、もっと繊細な生き物の私たちは尚更のこと。

なんせ無理矢理でもなんとかやれちゃうから、気が乗らないとしてもできるんだからやるしかないってサイクルに入りがちな私たちですが、モチベーションが上がらない時にはやらないぞと、潔く引くことにしました。

そもそもの話・その2。私たちは兎角モチベーションに頼りがちなんです。上がってこないと悪いことのように思うし、モチベーションありきで良し悪しをつけがちだったりもします。

モチベーションがないとダメって常識を持っている自分に聞いてみましょう。モチベがないと本当に意味がないのか？と。

そりゃ、それがやりたくてしょうがないモチベーションが溢れかえっているバージョンの自分には劣るかもしれない。その時の自分とは結果に差があるのかもしれない。

でも、無理やりに連れ出したモチベをお供にせずとも、あなたはそれができるしやれている。絶対にモチベを伴わないといけないことも、モチベなしにはできないこともなかったのです。

自然に湧き出るモチベーションって、強要したモチベには到底敵うことができないスーパースターなのに、お前もそうなれって仕向けることがどれだけ弱体化しているモチベを傷つけていたか…。
ごめんよ、私のモチベ達。

無理やり担ぎ出したハリボテのモチベなんて、純度100％の自然に湧き出ちゃうモチベーションとは勝負にもなりません。負け戦とわかっていても、なんとか持ち上げて、そうやって一生懸命になんとかモチベを上げようとすることに努力を重ねていた自分もまた、モチベが上がらない自分はダメだと思う悲しい負のサイクルにいました。

モチベをどんなに持ち上げようとしても意味がないことをしっかりと腑に落とした今、「じゃどうするよ？」ってなった時に先程の結論に至ったのです。

モチベーションが上がらない時はやらない。

やっても心の負担にならないことをやる。昼寝とか、散歩とか、マンガを読んだり、海外ドラマを見たり。時間が許すのならば、とことん気が休まる何かをやるに限ります。

大人の事情でそういうわけにもいかない場合には、モチベなんぞ共にせずに淡々と行動するんです。「スン」って吹き出しが出るようなオーラを纏って心は無にしてひたすらやるだけ。そこにやる気とか情熱とか熱いものなんてなくても、やることで結果オーライなことの方が多いんだから。

モチベーションを持たずに行動することのなにが悪い？って最初からキリっとドヤ顔していいんです。自分には無理に引っ張り出すモチベがないってことは、逆を言えばモチベーションがある時は自然に溢れてしまう時だけなんですよ。

あらやだ、すごい発見だわ！って一瞬で目の前が開けた気分になりません？

やりたいこと、楽しいことにだけモチベーションがやってくる生活って、すなわち一流スポーツ選手や大成功している起業家の皆さんと同じ土俵の生き方と言っても過言ではない！！

たとえ、あなたの職業や肩書きが今はそうでなくとも、人生のあり方や生き方は格段に今よりも良くなると思うのです。

そのあり方や生き方の先には、思ってもいなかったような転機があるかもしれません。

少なくとも、がんばることが苦しい今は続かなくなります。実は、これこそが私たちの最大の収穫だったりするんですよね。

結果は後からいろいろ付いてくるのかもしれないけれど、気負わずに生きることの自由さをあなたにも感じてほしいなと心から思います。

だから、心をこめて「さらば！上げようとしないと上がらなかったわたしの愛しのモチベ達よ。今まで一緒にがんばってくれてありがとう！！」