少数派?生活アイテム「てぬぐい」
実は我が家(といっても一人暮らしですが)、ハンドタオルやハンカチがありません。
その代わり、手を拭く系のアイテムはすべて手ぬぐいです。
きっかけ
手ぬぐいへの切り替えを決めたのは2022年。
県外に行く予定があり荷造りをしていたのですが、リュック一つできる限り身軽に出かけたい派の私はいかに荷物を軽くするかを考えていました。
そんな時掘り出したのは、前職の取引先からもらった手ぬぐい。
「これだーーー!」とひらめき、数百円の手ぬぐいを3枚ほど追加購入し旅行に臨みました。
初手ぬぐい、その結果は?
結果は大成功。
まずは日中の手洗い時に利用する用に1枚使ってみたのですが、ハンドタオルと違うのはいつも新しい面で手を拭くことができること。
また、ハンドタオルよりも乾くのが早いので気持ちよく使えることに驚かされました。
当時はまだまだコロナ真っ最中。こまめに手を洗う生活の中でこのメリットは想像以上でした。
活用の場
また旅行先では、お風呂場でも大活躍しました。
日中利用した手ぬぐいをそのままボディタオルとして利用します。
その後にしっかり絞るとお風呂場から出る時に身体の水分を軽く拭うのにも十分。
最後に洗面所で軽く手ぬぐいを洗ってホテルの部屋で干しておきました。
次の日にはカラカラに乾いている手ぬぐい。
タオルですと季節によってはまだ湿っている・・・ということも多かったのですが、手ぬぐいはカラッカラ!さくっとリュックに入れて部屋を出ることができました。
最後にお土産の緩衝材としても利用。
ビンや缶のお土産を買った時は洗っておいた手ぬぐいを風呂敷がわりに包み持ち帰りました。
プチプチに包んでもらっていても、いつの間にかずれていたりすることもありましたが手拭いで軽く包むだけでも安心感が違います。
出てきたこだわり
そんなこんなで手ぬぐいを使い始めて早2年。
色々な手ぬぐいを試しましたが、こだわりも出てきました。
私のこだわりポイントは以下の4つ
切りっぱなし、昔ながらの手ぬぐい
注染
できれば糸が太いタイプ(文。岡はハンカチとして利用)
洗濯が楽。
切りっぱなしについては「乾きやすい」というメリットを言われることが多いのですが、私は単純に折り返しがない分厚みがなくて軽い点が好きです。
注染がいいというのは、裏表なくどちらからでも水を吸ってくれること。
プリントタイプは値段は安いものの、硬いインクが表面に付いているのでその面では水を吸いません。そこがどーーしても受け入れられなかった。
そのためプリントタイプの手ぬぐいは埃除けや飾りとして活用しています。
糸の太さに関しては、完全に吸水力とふわふわ度です。
程よいふわふわ感があるので、そのまま首に巻くと暖かいですし
水に濡らして巻くと保水力があるので冷たさも結構差があります。
あとは使い込むとどんどん柔らかくなるところが好き。
洗濯に関しては薄さが活きますね。
単身用洗濯機はそんなに容量がないので、少しサボるとタオルの量がえらいことになるのですが手ぬぐいは多少サボったところでカサはたかが知れています。
干すときも2枚重ねで干してしまってもすぐに乾く。
これは本当に狭いベランダの住民には非常にありがたい。
現在は手を拭く系(台所、洗面所、トイレ、ハンカチ)はもちろんのこと、
身体を洗うボディタオルも手ぬぐいに変えてしまいました。
正直飽きてしまうかと思っていましたが、その前に完全に生活に馴染んでしまい、今はもう使わないという選択肢はないかなぁという状態。
特に負担にも感じていないので、きっと私に合っていたのだと思います。