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私の好きな曲〜ラフマニノフ編〜
今回は、ラフマニノフの曲の中から、私のお気に入りの作品を紹介します。
クラシック音楽鑑賞が趣味で、これまで多くのクラシック曲に触れてきましたが、お気に入りが多すぎて、一度整理してみようと思ったのがこの記事を書くきっかけです。
皆さんにとっても、新たな音楽と出会うきっかけや、懐かしい曲を思い出すきっかけになれば嬉しいです。
1、交響曲第2番 ハ短調 Op.27 第3楽章
ラフマニノフの交響曲第2番は、彼がスランプを乗り越えて作曲した傑作のひとつです。その第3楽章は特に美しく、流れるような旋律が特徴です。甘美でロマンティックな雰囲気を持ち、映画やドラマのサウンドトラックとしても使用されることが多い楽章です。
この3楽章の旋律がたまらないですね!!
2、Chat Baker 「You Can't Go Home Again」
ジャズ・トランペッターのチェット・ベイカーによる名曲。切なくメロディアスな演奏が特徴で、クラシックの影響を感じさせる楽曲です。特に、この曲の中にはラフマニノフの交響曲第2番の要素が取り入れられており、ジャズとクラシックの融合を楽しめる作品となっています。
この曲自体は、ラフマニノフの作曲ではないですが、交響曲第2番の第3楽章の旋律が出てきます。この曲に出会うまでは、チェット・ベイカーという方は知りませんでしたが、トランペットで演奏される哀愁漂う雰囲気がたまりません。
3、ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
ラフマニノフの代表作であり、ピアノ協奏曲の中でも最も人気のある作品のひとつ。壮大なオーケストレーションと、感情豊かなピアノの旋律が魅力です。ラフマニノフ自身が精神的な危機を乗り越えて作曲したことでも知られ、劇的な表現力に満ちた作品です。
ラフマニノフといえばこの曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
4、前奏曲 嬰ハ短調 op.3-2「鐘」
「鐘(The Bells of Moscow)」としても知られるこの曲は、ラフマニノフが19歳のときに作曲し、一躍名を馳せるきっかけとなった作品です。ロシアの鐘の音を思わせる重厚な和音と、力強い響きが特徴的です。壮大でドラマチックな雰囲気を持ち、ラフマニノフのピアノ作品の中でも特に有名な一曲です。
ポップな感じではないですが、いかにもラフマニノフっぽい雰囲気のピアノ曲。作曲家の色が出ていて曲の世界感に引き込まれます。
最後に
ラフマニノフは他にもたくさん曲を作曲されています。まだ全ての曲は聴ききれていないので、また素敵な出会いが生まれることを楽しみにしています。その時はこのリストを更新してみたいと思います。