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考えすぎな時、抽出のすすめ コーヒー編

大切なのは自分のルーティンを作ること。

朝起きたら顔を洗う前にキッチンで湯を沸かす。
顔を洗ったら、ドリップ器具の準備をして冷凍庫からコストコの豆を取り出し、人からもらったミルで豆を挽く。
おおよそ一杯あたり8グラム

湧いた湯を琺瑯製のコーヒーポットに移し、コーヒー粉を入れる前のドリッパーを湯通しする。
この行為には器具をあたためるだとか、フィルターのにおいを取るだとか様々な理由があったりなかったりするのだが、私の場合はただのルーティンとして行う。

粉をドリッパーに移し、トントンとならしたら抽出を開始する。
最初からコーヒーを出すのではなく、まずは粉全体を濡らして蒸らす。
これに関しては私自身も効果を実感している。
豆の鮮度が高ければこの時に粉全体が膨らむ。
蒸らしを省くと味にばらつきが出る

ここからまで来たら、あとは好きなようにコーヒーを淹れるだけ。
時間と分量を量る人、とにかく細く湯を出す人、あまり気にせず「の」の字で注ぐ人。様々である。

肝心なコーヒーの出し方は紹介しないのか、と思った方もいるだろう。
それに関しては正解がなく十人十色だ。

大切なのは自分のルーティンを作ること。
いつも同じことをしていれば、日々の変化に気が付きやすくなる。
心が乱れていれば、いつもと同じことをしてニューラルに戻すことができる。

寝起きからコーヒーの蒸らしまでを語ればルーティンが決まっていることは伝わるだろう。
毎日同じ時間に同じ習慣を行えばその日の気候、その日の心の働き、その日の体調を把握し考えることができる。

コーヒーを淹れるルーティンが決まっていれば、時間が変わってもその効果は変わらない。
頭がいっぱいの時、抽出に集中すればニューラルに戻れる。
悲しい時、しんどい時、抽出に集中すれば少しでもニューラルに近づける。

別に高級な道具や豆を使う必要はない。
あくまで家で飲むものであって店で出すわけではない。
毎日飲んでいて飽きなければそれでいい。
むしろルーティンの条件はできるだけ変えない方が良い。

心や思考をニュートラルに戻す私の得た知見です。
頭がいっぱいになってしまったり心が沈んでしまいそうなときはぜひ行ってみてください。





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