一時期ネット界隈をざわつかせた問題がある。その問題のオリジナルの姿はわからないが、まとめると文章題で掛け算の順序が逆だったために、正当な評価を得られなかったというものであった。これに対する反応(およびそのポストの意図)としては主に実数体における掛け算は定義から可換であるため、それらを区別する必要はなく、この採点はおかしい。というものだった。しかしこれにも反論があり、小学生の子供たちは掛け算を、例えば2×3などの場合において、2が3個あるという教わり方をしている。一方で3×2は