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豆乳は身体を冷やすとな
冬といえばシチューの季節。
…というのはCMの影響が大きいんでしょうね。
でもなぜか夏に食べるイメージがないです。私もこの冬何度も作りました。
私は豆腐があまり得意ではなく、豆乳も同様にあまり好んで飲みたいものではなかったのですが、薬膳を学んだ際に豆乳の効能(化痰、潤肺、平喘、利尿、通便、養血)を知り、コレは食卓に取り入れたいと思ってからはシチューの仕上げを牛乳から豆乳に変えました。
でもですね。
先日寒い日に、ほっこり豆乳たっぷりシチューであったまろ〜と食べていたんですが、なかなか身体が温まらなくて。
なんだかずーーーっと芯が寒い感じ。
風邪か?と思いましたがそういうわけではありませんでした。
その時は「シチュー食べてるのに寒いなぁ」で終わりましたが、今読んでいる若杉おばあちゃんの本に答え(?)が載っていました。
以下著書「若杉ばあちゃんの食養相談室 食い改めのススメ」より抜粋↓
「大豆の加工品のなかで、最も陰性なのが豆乳です。これに極陽性のニガリを加えた豆腐ですら体を冷やすのに、豆乳をそのまま飲むなんて、本末転倒もいいところです。最近は料理やスイーツに使う人が多いですが、貧血、冷え性、低体温をつくる極陰性の食材ですから、冷えや病気から抜け出せないでしょう。」
チーン…ですね。
勉強してると気づくのですが、健康法ってどの側面から捉えるか次第で〝正解〟が変わるんです。
ある著書には「朝のフルーツは金」だからと、朝から果物を摂ることを勧めているけど、別の主義を持った方の著書には朝のフルーツは身体を冷やすから止めておけと書かれている。
薬膳のように歴史があってエビデンスを元に構築されていったようなものは信頼できる気がして、一応、私の中では考え方の軸は薬膳です。
でもやはり自分の身体で経験したことが何より大事。
得た知識を証明するために私が合わせるのではなく、私の身体を良くするための私にとっての正解を探さなくては、ですよね。
牛乳も大人が飲むと逆に骨粗鬆症を招くと言われていますし、豆乳も私の身体との相性的にはあまり積極的に摂らない方がいいかも〜と思うと、それに代わる物は何かな?と模索中です。
先日オーツミルクを試しましたが、つづけられないなぁと思いました。
今度はアーモンドミルクを試してみようと思っています。
でもアーモンドミルクって加熱できるのかな?