授業参観
娘の授業参観へ行った。
教室を覗くと男の子も女の子も体がとても大きくて圧倒された。
娘は150cmなく、それが当たり前の日常なので余計に感じてしまったのかもしれない。
授業は何の教科だったのか覚えていないが(担任の先生が社会だったから社会だったかも)、近くの人と集まって話合いをしてから発表することが多かった。
大人しい娘は何も出来ずにいた。近くの話合いをしている人の方向を向いているだけだ。
周りは無視しているのではないけれど(多分)、まるで空気のような存在だった。
話合いをしている人達だけが意見を交わし、時々雑談もしている。楽しそうだ。
蚊帳の外の娘はどんな思いでいるのだろう。
遠くで娘を見ているだけしか出来ないもどかしさだけが残った。
先生は忙しいからか生徒同様空気のような存在で扱っていた。
みんなマスクをしているせいもあって、先生も気づかないのだろう。
例えマスクがなくても先生はフォローするのだろうか?
もう小学生ではないのだから自分で打破しないといけないのではないか?
けれど、まだ中学1年生。小学生の頃の幼さから抜けだすことの出来ない子供もいる。
私もなかなか抜けきることが出来なかった。
急に大人びていく同級生達に追いつこうともがいていた。