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konohana_chi
クリスマスソング「もろびとこぞりて」の雑学
日本で100年以上前から歌われている
「もろびとこぞりて」は…
作曲者はヘンデルといわれていますが、それはネームバリューを借用しただけで、本当は、
"米国讃美歌の父"ローウェル・メーソン作曲と思われる
(Wikipediaより)。ということは
アメリカ曲
です。
曲の冒頭のメロディーは、ハ長調のドレミに直すと、
ド~シラソ~ファミ~レ~ド~!
(も~ろびと~こぞ~り~て~!)
すごくシンプル。でもこの8音だけで、夜空から何か神々しいものが降りてきそうな、荘厳な気持ちになります。音階ってそれ自体が美しいものなんですね。
このメロディーには
チューンネーム「アンテオケ」
が付いています。
讃美歌は替え歌を頻繁にするので、歌詞とひも付いてない、メロディーにつけられた名前があり、それをチューンネームというそうです。
ちなみに、アンテオケは、2000年以上前にキリスト教が栄えたシリアの都市名です。
以上です。よいクリスマスを。
★見出しにきれいなイラストお借りしました。ありがとうございます!