見出し画像

消化吸収力について

こんにちは!今日は私が筋トレで身体作りする際に困ったタンパク質の消化吸収についてです✍️
もともと消化吸収力が強い方ではないため、タンパク質の量を増やすとお腹がはったりトラブルを抱えることが多かったのですが、今は1日に自分の体重×2 g分のタンパク質量を摂取しても全く不調なく毎日過ごすことができています👍✨

身体作りには、栄養(主に糖質、タンパク質)が必要不可欠です。そもそもない筋肉を増やしていくわけですから🖐️
食べ物は歯で噛み砕かれ、食道を通って胃に運ばれ、胃酸とペプシンでタンパク質が分解されます。十二指腸で膵液と胆汁が加わり、脂肪やタンパク質がさらに分解されます。小腸の絨毛を通じて栄養素が吸収され、血液に取り込まれます。最後に大腸で残った未消化物から水分が吸収され、便として排出されます。
しっかり不要なものを排出するところまで踏まえて消化吸収力なので、私自身も腸内環境はかなり意識して過ごしています。

ではまず、なにで自分の消化吸収力を測っているのでしょうか。皆さん、年1回の健康診断の採血結果でペプシノゲンという項目を見かけた事はありますか?
ペプシノゲンとは、胃の内壁から分泌される消化酵素ペプシンの前駆物質であり、主にタンパク質の消化に関与します。ペプシノゲンは胃酸によって活性化され、ペプシンとなり、タンパク質を部分的に分解してペプチドにします。この過程は、タンパク質を吸収可能な形にするための重要なステップです。消化吸収力において、ペプシノゲンの適切な分泌と活性化は、効率的な栄養素の利用に不可欠なのです。

ぺプシノゲンⅠ(PGⅠ)とペプシノゲンⅡ(PGⅡ)があるのですが、2つの主な違いは、分泌される場所とその役割にあります。
・ペプシノゲンⅠ(PGⅠ): 主に胃底腺領域から分泌され、胃酸分泌能と関連しています。胃粘膜の萎縮が進むと減少し、胃がんのリスク評価に用いられます。
・ペプシノゲンⅡ(PGⅡ): 胃全体、特に幽門腺や十二指腸腺から分泌されます。胃粘膜の炎症や萎縮を反映し、PGⅠ/Ⅱ比で胃の健康状態を評価します。

まず、PG1が70<であればOK 50〜30>胃酸分泌低下という判断になります。
PGⅡが15<胃・十二指腸粘膜の炎症
PGⅠ/Ⅱが5<O K  5>胃粘膜委縮

ただし、PGⅠが100まで上がっている場合、胃・十二指腸粘膜の炎症の可能性も考えられるので
PGⅡの値なども含めて評価します。


抗・ピロリ抗体価も見てほしいです。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の中に住む細菌です。この菌は胃酸の強い酸性環境でも生き残ることができ、胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんの原因になることがあります。ピロリ菌はウレアーゼという酵素を使って胃酸を中和し、胃の粘膜にダメージを与えます。これが慢性の炎症を引き起こし、さまざまな病気のリスクを高めます。感染が確認された場合、除菌治療が推奨されます
10以上 現感染
3〜10 グレーゾーン
3未満 陰性


なのでピロリ菌がいる場合は、除菌からスタートです。

胃酸も消化酵素もタンパク質が原料のため、そもそもタンパク質を充分量摂取して吸収できていなければ、それらが不足します。

胃酸分泌の低下の原因には
・早食い・咀嚼不足
・ストレス(交感神経緊張)
・水・冷たいものの摂りすぎ
・萎縮性胃炎(ピロリ菌感染)
・栄養不良

があげられます。

該当するものがあれば少しずつ改善してみましょう。他に対策としては、

・炭酸飲料やレモン水を食前に飲む
・食前に消化吸収剤のサプリメントを使う
(メタジェニックスのスペクトラザイム、薬局でも買えるエビオス錠がおすすめ。エビオス錠はコスパ良いけど飲む量が多いのでそこが少しネック🥺)
・就寝前に小腸の粘膜を保護してくれるグルタミンを使う
(食前でも良いのですが、個人的に就寝前の方が効果を実感しやすかった。これもメタジェニックスかMSSさんが余計な添加物入ってない上に、その他腸活に有効な成分が入っていておすすめです)

                       y.n

身体作りに限らず、普段からそのような食事後のお腹のはり感を感じる、便秘がち、以前より量を食べることができない、という悩みを抱えている方もサプリメントを活用してみても良いかと思われます👐

難しい文章になってしまって申し訳ないのですが、自分で整理するためにも書いております✍️
乱雑な文章になってしまっていたらすみません💦

栄養療法の体内の採血評価が保険で適応か、健康診断時当たり前にアセスメントしてもらえるようになれば良いんですけどね〜!
予防医療が当たり前の世の中になるのが理想的ですね🫰🩵

次は腸活について書きます〜✍️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?