新しさの安心感と古さの安心感
砂利の広場の一角の薪が積まれたそばにポツンとたたずむ店。
トタン屋根の木造平家。築3、40年は過ぎていそうなその古い平家の中で営まれている焼き芋店。
店主は70代のおじいちゃん。少し耳が遠くて、ゆったりと話すおじいちゃん。
お客に子供がいると、必ず一本サービスする優しいおじいちゃん。
ここの焼き芋が一番だと多くのファンが押し寄せる。
お歳暮に冷凍の焼き芋を送る人もいるほど。
そこにくる一人一人の笑顔。安心した表情。
そんな焼き芋屋さんとお客さんを見ていてふと感じたこと。
古い家やそこにピッタリ合う人が作り出す「雰囲気」に感じる安心感がある。その家が新しかった頃、店主が若かった頃、流れるたくさんの時間を想像して感じる風情。
古さに安心感を感じる。懐かしさに心地よさを感じる(懐かしいという時代を見ていなくても感じられる)。
はたまた
家を建てようと決めて、色々工務店と打ち合わせていざ完成した自宅に入った時の感覚。新品の、これからの生活を豊かにしていこうと夢見るワクワク感と一緒に感じる「安心感」。
新しさにも安心感 古さにも安心感
でもこの二つは同じ言葉にくくれる感じではない。
その感覚を言葉にできない感じ、文章を打ちながら「ん?新しさの方は安心感じゃなくて安堵感?」とか考えている感じ
ちょっぴり幸せ時間。
娘と一緒に早起きして
一緒に作った朝食+淹れたてのコーヒー+ドキュメント72時間+休日初日の爽やか気分の朝=ちょっぴり幸せ時間