観戦記者:八木⑯ #指す将順位戦7th 開幕
開幕して幾分か時は過ぎ、第一回戦目の対局も始まっているようである。ヤギも初戦の対局が決まり、一方でワタクシ八木も一局目の観戦記志願を申し込んだ。6/4(土)20:00開催のB級2組しまのばーやきそば戦である。
この二人の関係は日頃増しており、指す将ドラフト団体戦での協力もさることながら、noteを介してのコミュニケーションもありつつ、見えない範囲ではVSを定期的に行っている仲、ということであり、将棋においても良く知っている仲であろうかと思われる。
まずは書きたいことして、戦型予想についても本観戦記とともにアップロードされることとなるけれども、この予想については事前に書いていることをご了解いただきたい、という趣旨である。このネット状況の世の中であればいつでもどこでも書けることになるのはさることながら、それでもやはり観戦記を書くという楽しみも大事にしたいところである。というわけで、観戦記と同時期に後悔される記者が見た戦型予想は事前に書いたものであること、ここに記しておきたい(2022/06/03 11:52)
さて指す将順位戦のリーグ表を見ながらぼちぼち個人的な思いを語っていくことにする。(記者とは)
S級
前期の8名から12名まで増員し、総当たりとなっており、こちら目が離せない状況である(1回目)。くらげちゃん第六期名人に対抗してどのように勝ち星を狙っていくかである。新規参加者とカムバック勢、昇級勢が入り乱れて個人的に理解不能な終盤戦が繰り広げられることであろう(棋力の問題です)。
A級1組
こちらも12名の参加で総当たり戦であるので目が離せない状況である(2回目)A級1組に潜む住人達に昇級者、新規参加者がどのように絡んでいくのか。そもそもA級よりもS級なのでは、と呼ばれる人も中にはおり、これらは寝坊との戦いであるそうだ(未確認情報)祈祷により深く眠ってくれることを祈るよりかは早々と上に上がっていってくれたほうが良いような(ほかの対局者に失礼)A1-A3団体戦で知ったり見たりする人も多いので、注目しておきたいところである。
A級2組
新規参加者1名のみということで、いずれにせよ指す将順位戦経験者が集う魔窟となってしまった。そんなわけか、期日に近づくまで一局も対局が付かなかったことを考えると対局前から対局後まですべでをふくめて順位戦の気配がする。降級組の棋力もさることながら昇級組のレーティングに何か不穏なものを感じる。自分やんけ、というつっこみはいらない。むしろ私より低いレーティングだけれども、もう一回戦いたくなかった相手であるのは自身がよく知っている。偉い人はわからんのです、レーティングは飾りなんです。一癖も二癖もある戦型が見られるような気がする。3三金創始者がA級2組にいるなんて...。指す将順位戦怖い所である。
A級3組
こちらも新規参加者1名で、カムバック勢や降級・昇級組も含む、ある意味指す将順位戦を知っている組である。個人的には知っている名前も多く、いろいろと楽しみではある。攻める人妻熟女枠の活躍がどこまで進むのかが楽しみである。
B級1組
新規参加者2名であるものの、それ以外は歴戦の猛者である。B級トップであるために指し手に個性が出てくるときである。居飛車党が多いと思われ、力のこもった将棋が楽しめそうな印象である。
B級2組
新規参加者3名であるものの、指す将ラジオ界、配信者がギュッと詰まった多彩な才能あふれる組である。日ごろのお互いの関係性を思い起こすとその対極の水面下では一体何が行われているのだろうか。昨季B級3組の魔境の原因をつくったレーティングつよつよの人たちにそうはならぬ、と待ったをかけることができるのか!待ったは反則ですね。
B級3組
総勢20名でお送りする今期指す将のなかで順位の差というものがどれだけ強く人を惑わすか、というのを体験できる魔境へようこそ!昇級ラインはあなたの手で作るんだ。B級3組はいつだって魔境。
B級4組
落ち着いた雰囲気と思いきや、この前対局の様子を見に行ったらプロのような角換わりやっていてまじか、となった。お互いの表現力が問われている印象を持つ。
ひとまず以上。楽しみである。(了)