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憩い•その2

春ぶりかなぁ。

今日も1時間以上かけて家に来てくれた彼は

モデルさんらしく真夏でも涼しげ色白華奢で、

アンニュイで、おしゃれ。


信号待ちで止まると、まだ明るいのに私の手を握ってキスしてくる。

〝、、、甘い。なんか食べた?″

「あー、リップの味だよ」

〝リップか!″

なんてやり取りをしている間にも
隣には車が止まっているんだけどな。


別世界を生きているような彼も、

セックスする時は他の若い男の子と一緒で

〝大好き″

とか言いながら必死に腰を打ち付けてくる。


溢れ出して止まらない下半身の感覚を感じながら

あぁ、癒されるなぁと細い腰を抱きしめながら

こちらからも腰を押し付けてみたり。


ぽっぺをくっつけた肌はサラサラしていて
赤ちゃんみたいな匂いがする。


事後、ベッドの上で伸びている私の体を撫でている彼に聞いてみた。


「ねぇ、お腹のここら辺に縦線入ってたらカッコ良くない?」

〝いや、必要ない。いらないよ″

「じゃぁあさ、この辺のお肉はない方がいいよね」

〝これは必要。エロいから″


、、、なるほど。

エロいか、否か。



こういう関係には
大切な事なのかもしれないな笑



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