人肌恋しいこんな日は
今日はどうしても誰かに抱かれたい。
そんな衝動に駆られる事がある。
昨日もそんな日で、私の念とも言える強い欲望が通じたのか背の高い25歳の
見た目の割に可愛い話し方をする子がどこからか召喚されてきた。
こうやって私がどうにも困った時には神様はいつも助けてくださるのだ。(大袈裟)
夏の間はそんな気になれなくて、なんだか少し枯れたような気分で過ごしていたんだけれど性欲が湧くってことは元気になってきたのかしらね。
この彼は7月に2回だけ会った。
その時は既婚者だと伝えていなくて、キスされた時にこう聞かれたんだっけ。
「あれ、結婚してる?」
うん、してるよ。
「なんだ・・嫉妬しちゃう」
まだ2回しか会ってないのに?
「回数じゃないよ。どれだけ心が持っていかれるかでしょ?」
そうだけど・・・
掠れるような声で言った私に
「だから僕の心を持っていったのは誰かっていう感じ」
そういってまたキスをされた、あの時以来だ。
また会ったら抱かれても良いと思っていた。
そんな少しだけ現実離れしたセリフを聞いただけでそんな気になってしまうんだから全くちょろい女だ。
彼はとてもロマンティックに私を抱いた。
キスをして唇を離したら素敵ですと囁いて、
可愛いと言って微笑む。
ずっと私の手を探して指を絡めて、熟女らしく快感を求めて
おねだりした寝バックの時でさえ
「これやばい」と言いながら手をぎゅっと繋いでくる。
まだどこか冷めた私の頭は、横に置かれた鏡の中で重なる男の子の身体をきれいだなと眺めて、徐々に激しく動き出す彼のビジュアルで自分が高まって行くのを感じていた。
大きな身体に押し潰されそうになりながら耳元で
「もういきそう、、いっていい?」
と言われるこの瞬間と、私の足の間できれいな顔の子が制止しても延々と舐めたがる前戯の時がとても好きだ。
出したくてこちらの事なんてお構いなしに腰を動かしてくる動物っぽい感じ。
これが見たくてこんなことしてるような所はあるかもしれない。
「ずっとしたかったんだ」
そんなこと言われるとリップサービスだとわかっていてもきゅんとしてしまう。
涼しくなって秋の気配がしてくるこの時期は
何となく寂しくなって人肌を求めてしまうけど、
人って1人では生きられませんものね?
って事で、
タイミング良く抱いてくれてありがとね。