【イベントレポ】CMX Connect TOKYO:ビジネス×コミュニティ勉強会 #02に参加してきた
既に素晴らしいレポートなどがあるのですが、振り返って自分の言葉でまとめるの大事!!と言い聞かせて、超超超遅ればせながらイベントレポを。
といいつつ、先に素敵なレポートやまとめをご紹介。
■登壇者・鈴木さんのイベントレポ
■Togetter
■Twitter #CMXConnect
■セッション①:インパクトを生むコミュニティ
オシロ株式会社 杉山博一さん・鈴木駿介さん
前半は代表の杉山さんのユニークな自己紹介にはじまり、オシロの定義するコミュニティの話。後半はデータサイエンティストの鈴木さんのデータから見るコミュニティの話がありました。
・「1対n対n」のコミュニティを目指すべし
「1対n」ではファン同士が仲良くなることがないが、「1対n対n」の場合、ファン同士が仲良くなるために、お互いの属性をさらけ出す形になる。
「n対n」があるからこそ、ファンの解像度が高まる。
・コミュニティがどのように成長していくかという図
めちゃくちゃ分かりやすいので、迷ったときのお守りにしたい。
・メンバーのアクション率(オンライン)
1%という数字を見ると衝撃的だが、冷静に考えるとそうかも…と納得感のある数字。(FBとかもこんな感じな気がするし)
・継続率アップのための工夫①ウェルカム記事を読んでもらう
ウェルカム記事を読んだ人と読んでない人でこんなに違うのか…!
と思いつつも、たしかに説明なしで放り込まれるのと、いったん何かしらガイドというか概要を説明されたほうが、不安感はなくなりますよね。納得。
・継続率アップのための工夫②プロフィールを入力してもらう
これもまた数字で見るとおおー!となるところだけど、自分の経験を振り返るだけでもかなり思い当たるところがある。Twitterとかも、プロフの充実度によって利用頻度わかる気がしますし。はい。
・継続率アップのための工夫③バディ機能
新メンバーを既存メンバーがサポートするというバディ機能!これは初耳だったので、なるほどな~と思いました。リアルだと、メンターとかありますけどね。オンラインではその発想なかった…!というかんじで、目から鱗でした。バディっていうネーミングもステキですよね。
基本的な内容に思えますけど、①と②はとても重要。③は比較的どのコミュニティでも課題になることが多いですが、そこもキモになると思って頑張るべきということですね。。
・定期的にコミュニティ健康診断をすべし
「コミュニティの価値の最大化」と「コミュニティの活性化」のためには、”コミュニティの状態”を知ることが大切。ついつい目の前のことばかりに囚われてしまいがちですが、人間と同じく定期検診が必要ということでした。
■セッション②:CMX Summitクローズアップ ~コミュニティ戦略編~
パラレルマーケター 小島英揮さん・日本経済新聞社 小野晶子さん
今回は、アメリカで行われたCMX Summitで発表された「戦略」についてのセッションを日本語訳で聞くことができました。(日本でここだけとのことでしたよ!!)
小島さんのお話で、心に残ったコメントをいくつかご紹介。
・戦略=迷った時の判断基準になるもの
・山登りの話に例えるとよくわかるのでオススメ。
⇒どの山に登るのか?いつまでに登りたいのか?誰と登るのか?など、
登山計画書をつくること=戦略となる。
・ゴールを明確に定義することが大事。
⇒頂上がわからない山登りは危険!
・「会社がわかってくれない!」と言ってしまうコミュニティマネージャーがいるコミュニティはヤバい。
⇒それをやるのが仕事だよ!!!(自戒自戒自戒)
まず、誰に理解してもらえばよいのかを知り、そこからどう話すか戦略を練るべき。
・コミュニティマネージャー=大変なことに挑んでいるということを認識しておくべき
・小島さんがさまざまな会社と話すときに大事にしていること
⇒ステークスホルダーで通じる「共通言語」を持つこと
「コミュニティマネージャーは施策を実行するのは得意だけど、戦略を考えるのは下手だ。」という心が痛すぎるコメントのスライドを見たあとは…
コミュニティをやると決めたらこの表をもとに整理せよ!というスライドが登場。
戦略は「感情変化」と書いてありますが、”メンバーの感情をどう変化させるか”ということを考えよとのことです。
これがなかなか難しいんですよね~。。
また、施策はメンバーのタイプごとに分けて、具体的に書くべきとのこと。
初心者、月1~3回投稿者、上位メンバーではそれぞれ目的も違いますものね。
■ワークショップ:アクションプランを考えよう
というわけで、今回のワークショップはコミュニティマネージャーにとって大切なことを、ゲームで学べてしまうカードゲーム「コミュニティ、やりたいんだけど。」を使ってもらうというもの。
実はこのカードゲーム、ワークショップ何やろうか…と話していた時に「カードゲームにしたら面白いんじゃない?」という話になり、偶然出来上がったものなのです。
オシロさんが素敵なデザインを加えてくれて、よりカードゲームっぽい雰囲気が出ていてとてもかわいいんです。…と言いながら、ちゃんとカードの写真を撮るの忘れたorz
気を取り直してざっとルール説明を。
(1)ロールカード(どこのコミュニティマネージャーになるかという設定が書いてある)とミッションカード(その名の通り、課せられたミッション)を引く。
(2)グループで①メンバーアクションを何にするか決める。
(3)以下のシートに沿って、②メンバーの感情変化、③あなたのアクションをそれぞれ埋める。
(4)グループで発表、ディスカッションする。
私たちは「食パンがおいしいパン屋」のコミュニティマネージャーで、
「新規コミュニティ立ち上げ」がミッションでした。
最後は各グループごとに施策を発表したのですが、さすがコミュニティマネージャー…と言いたくなるキレッキレのトーク炸裂で驚きました(笑)
もちろん内容もユニークで、同じ「ロールカード」を引いても「ミッションカード」によって①~③が全然違うし、とても興味深かったです。
今回の「②メンバーの感情変化」が「戦略」になるのですが、ここは意識してないと本当に飛んでしまうな~というのが率直な感想です。
また、普段いかに「施策から思いついているか」を痛感しまくるゲームだったなというのも感想としてはあって…(苦笑)普段考えられていないからこそ、「②メンバーの感情変化」のところを考えるのがとても難しくて、何度やってもめちゃくちゃ時間がかかります。。
まあでも、ここ考えるのが大事だよ!ということが分かったということだけでも大変な学びだったなと思います。次回以降、その辺考えられているのかしっかりチェックしつつ進めたいな。
■おわりに
今回もたくさん素敵な出会いがあって、「あるある」な話ができたり、めちゃくちゃ有意義な”土曜日の午前”が過ごせました。主宰の小野さん、お疲れさまでした!
ゲームのブラッシュアップも引き続きして、実用化できるように頑張りたいです。というのも、私が自分のトレーニング用に使いたい(笑)
「会社がわかってくれない!」は禁止ワードとしてしっかり心に刻んで、引き続き頑張ろうと思いますw
次回は4/18(土)に開催予定なので、興味がある方はぜひ予定空けておいてください!
#本日のヘッダー画像
イベントの集合写真!CMXの「X」ポーズw
増員に次ぐ増員で、土曜日の朝とは思えないギュウギュウぶりでした。本当にたくさん学びがあるし、素敵な出会いがある会なのでモチベーションが爆上がりします。次回も楽しみです~!