ニュースつぶやき:「アメリカのアニメ、やりたいことをやってしまう」
何物にも縛られずにやりたいことをやったアニメ(コミックス)が徐々に話題になり始めている話。
ポリコレ推進・ポリコレ汚染が著しいアメリカのアニメ・コミックス業界において、その風潮に敢然と反旗を翻すがごとき作品が、日本でも話題になり始めたようですわ。
その名は、「KAMEN AMERICA」。
タイトルが「MASKED AMERICA」ではなく「KAMEN AMERICA」なことからしても「仮面ライダー」オマージュ、内容はというと「美少女戦士セーラームーン」+「僕のヒーローアカデミア」といった感じで、日本の作品の影響を受けているのは明らかですわ。中身はどんな感じかと言いますと……
『ブサイクも活躍させろ!』『人種はまんべんなく出せ!』『LGBTPQを入れないのは差別!』『過激な格好は性の搾取!』などという悪しきポリコレの概念をサッカーボールキックでお空の彼方まで蹴り出すがごとく、やりたいことをやりたい放題詰め込んだ感がすごいですわね(*´ω`*)
黒人キャラは一人も出ず、主人公サイドにはセクシーボディのキュートな女の子しかおらず、演出はスーパーヒーローものを踏襲。
これこれ、これですわ!これこそが、私の愛してやまない「陽気でちょっとおばかなアメリカ」の正統進化版でございましょう!
気になるのは、2020年制作開始というところ。つまり、今の今にいたるまで、アメリカでは話題にならなかったということでしょうか。
現在、アメリカのコミックスに登場する女性キャラクターには、「男性に劣らず強い」「顔や体型の見た目にとらわれない」「性的指向にもとらわれない」、いわゆる旧来の価値観から目覚めた(Woke)キャラクターづくりが幅を利かせていると聞きます。いえ、べつにそうであってもストーリーが面白くキャラクターが愛されるなら何の問題も無いのですけど、それ前提で話し創りを強要されるのはまた違うと思いますの。
Wokeの価値観から外れてはならない、Wokeの価値観を取り入れていない作品は欠陥品であり差別的である、というような風潮がはびこるなら、それには明確なNOを突きつけなければならないでしょう。
あなた方は、あなた方の理想とする世界を創るといい。私たちは、私たちの理想とする世界を創り、それを楽しむ。互いに理解も納得もする必要はない。ただし、自分の側だけが正しいと勘違いし、他を攻撃してはならない。それが真の多様性というものだと。多様性を拒絶する態度もまた、多様性のひとつなのだということ覚えておかなければならないと。
今回「仮面アメリカ」という作品を偶然から知ることができましたのは、私自身、ふだんから昨今のポリコレ推進の悪しき側面に少なからず不満を持っていたからかもしれませんわね。ともあれ、実は昨日今日出た作品ではなかった「仮面アメリカ」、これからも追っていこうと思います!