紅葉の都立九庭園をめぐる:殿ヶ谷戸庭園 22 酎 愛零(ちゅう あいれい) 2021年12月11日 18:00 今回は紅葉を観に、都立九庭園のひとつ「殿ヶ谷戸庭園」に来ています!しばし、私といっしょに紅葉を楽しみましょう!😃 「殿ヶ谷戸庭園」が正式名称なのですけれど、「殿ヶ谷庭園」と間違われやすい名前です。じつは殿ヶ谷戸庭園はトノガヤ・トではなく、トノガ・ヤトと区切るのだということです。クアラルン・プールではなくクアラ・ルンプールだったのと同じノリ(・∀・) 「谷戸」とは、丘陵地帯が湧水などで侵食されてできた谷間状地形のことです。清澄庭園と同じく「回遊式林泉庭園」であり、旧古河庭園と同じく谷に造られた庭園なので、かなり高低差があります。※「殿」の由来は不明 殿ヶ谷戸庭園の入り口は、丘の上。南中した太陽がまぶしい!(・∀・) 紅葉も今が盛り(*´∀`) 絵になる庭園ですね~❤(ӦvӦ。) イチョウとモミジの共演(*゚∀゚) この時は撮れませんでしたが、風が吹くと葉がひらひらと落ちます。もう、色づく季節も終わりに近づいていますね(´-﹏-`;) あとコケ!この庭園コケがすごいです。相当自信があるはず。 コケ庭には入ることはできませんので、望遠で狙います(・∀・) 殿ヶ谷戸庭園の低地に降りていきますよ〜(^o^)v おおお!そこには文字通り見上げるような竹の林が!(*゚∀゚) 青竹と紅葉のコントラストが美しいです(ㆁωㆁ*) 日本画のような銀に輝く葉 最も低いところに、池があります。この、樹林、竹林、泉水、コケ庭、芝生と、いろいろな要素をぎゅっと詰め込んで、しかもそれぞれがぶつかり合うことなく共存しているのが殿ヶ谷戸庭園のいちばんの魅力 飛び石のあたりは浅い親切設計なので万が一落ちてもワンチャン助かる可能性があります(^o^; そしてなんと!この殿ヶ谷戸庭園、本物の湧水があります!(๑´ڡ`๑) どこ?( ゚д゚)(湧水地点発見できず) 池に面した斜面……というか崖を登っていきましょう。ここはよそ見してると足を踏みはずして転げ落ちる恐れあり!注意!( •̀ㅁ•́;) ドウダンツツジ下側。低木の時とだいぶ印象が違います 崖の上まで登ったごほうび的な景色です(*^_^*) ぬぬ?どこかからカコォーンって音が……?( ゚д゚) ししおどし!都内で初めて見たかも!٩(♡ε♡ )۶ 秋の風情、ベストショットかもしれません❤(ӦvӦ。) 旧古河庭園の時もそうでしたけれど、この殿ヶ谷戸庭園も、高低差のある地形に逆らわず、その地形を逆に巧みに利用して見事な庭園を造り上げています。湧水という強みを活かした作庭はお見事の一言。 人間もまた、同じなのかもしれませんね(*´ω`*) 与えられた環境を利用する。強みを活かす。環境がひどくて強みも見つからないならば、まずそれを認めることからはじめましょう 人生の山高く、谷深ければ、その分、生き様という名の景観は味のあるものになるのではないでしょうか 都立九庭園でもっとも光と影を感じる、殿ヶ谷戸庭園でした!それでは、またどこかの庭園でお会いしましょう!(^o^)v うん、でしょうね!コケ推してくると思いました! いいなと思ったら応援しよう! サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります!より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります! チップで応援する #秋 #紅葉 #お散歩 #芸術の秋 #紅葉前線レポート #庭園 #日本庭園 #お散歩写真 #お散歩フォト #紅葉スポット #都立九庭園 22