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ニュースつぶやき:「“例のあの音”を出す楽器 」
体温は37.1℃、喉の痛みほとんどなし、鼻詰まりあり、関節痛若干あり、倦怠感なし、眠気なし。どうしましょう、昼間寝すぎましたわ。
ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間の私です。
特にどうということもない、ただの面白い音を出す楽器だなーと思いましたので拾っておきました。
そう、あれですわ……ガンダムシリーズでニュータイプのパイロットが何かをひらめくときの音ですわね。
この音を聴いてひとしきりケラケラ笑ったあと、はたしてこの音をどう表現すればよいのか、どう書き文字として起こせばよいのかに悩みました。キロキロキロキロリーン?ピキュリリリリリーン?テュルルルリリリーン?
結局のところ、読み手の頭の中にある、なにか代替できるものを当てはめてもらうか、実際の音を体験してもらうしかないのだと思いますわ。
これが、文字芸術の泣き所。擬音やオノマトペという便利なものがありながら、それは作者の主観によるところが大きく、平均値を出すだけでも難しいのです。例えば、りんごをかじる擬音ひとつにしても、「サク」「ザク」「ガリ」「シャリ」「シャク」などがあり、個人のりんごに対するイメージの数だけ音はあると言えるでしょう。であるならばいっそのこと、独自の擬音を作ってそれを個性にしようとしても、それは「天才」か「おかしなヤツ」という極端な二択になってしまうおそれが大です。(カエルをなぐった時の擬音をメメタァとした荒木飛呂彦先生は天才だったのです)
まして誰も正解を知らない「ニュータイプがなにかをひらめいた時の音」とは……おとなしく「例のあの音」としていた方がよいのか、それともリスクを承知で自分の感覚を信じて書き起こしに挑戦したほうが楽しいのか。
物書きはやることがいっぱいですわね!
おや、日をまたぎそう……まだ眠くはありませんけれど、暗くして、おふとんをかぶって、潮騒の音を流しておきましょう。この音は、ざざざ……しゃああああ……ざぷ……
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