紅葉の都立九庭園をめぐる:向島百花園

画像1 今回は紅葉を観に、都立九庭園のひとつ「向島百花園」に来ています!しばし、私といっしょに紅葉を楽しみましょう!😃
画像2 向島百花園は都立九庭園の中で唯一の町人の手になる庭園。(他は大名庭園や恩賜庭園など)
画像3 江戸の本草家にして骨董商、佐原 鞠塢(さわら きくう。1762年~1831年)が、交遊のあった江戸の文人・墨客の協力を得て、文化元年(1804年)、旗本の屋敷跡に360本の梅を植えて開園したのが始まりです。※本草家……中国の薬物学である「本草学」を修めた人
画像4 なので他の八庭園と比べて、とても文人好みの造りをしているのが特徴です。あちこちに歌や俳句を詠んだ石碑があるのがその最たるもの(*´∀`)
画像5 元が旗本の屋敷跡とはいえ、向島百花園の敷地面積は都立九庭園の中で最小。なんだか、武家の娘に混じって、小粋で元気な町人の少女が存在を主張しているようでほほえましくなりますね❤(ӦvӦ。)
画像6 「百花園」の名の由来は、「梅は百花にさきがけて咲く」からとも「四季折々の百花が咲き乱れる」からとも(*゚∀゚)
画像7 開園当初から、当時の文人たちが集う場所──今でいうアーティストのサロンみたいな役割を果たしていたそうです(・∀・)
画像8 八重咲きのサザンカ。英名ピオニー(*^_^*)
画像9 早くも西に傾き始める太陽。あと十何日かすれば冬至……一年もあっというまですね(。>﹏<。)
画像10 サザンカからバトンタッチするように登場するのは、冬の華、ツバキ(ㆁωㆁ*)
画像11 いかにも文人庭らしいたたずまいは、かつてここでどんな創作があたためられ、どのような議論がかわされたのか、想像をかきたてます(*´∀`)
画像12 コナラの木も冬支度
画像13 実は東京スカイツリーからここまで歩いてきました。逆さスカイツリー(^o^)v
画像14 これはあざやかなハゼノキですね~
画像15 なんて?(;´Д`)
画像16 向島百花園には赤くてちいさな実をつける植物がたくさんあります。花の少ない冬を彩る大切な役割を担っていますが、どれがどれだかお分かりでしょうか?まずこれ、葉っぱの上にひとかたまりになってつくのは「センリョウ」
画像17 葉っぱの下に隠れてつくのは「マンリョウ」。それぞれ「千両」「万両」から来ているとか。
画像18 枝にトゲのあるのは「ピラカンサ」
画像19 木の枝の先端、葉っぱの真ん中につくのは「クロガネモチ」。クロガネモチは他と違って大きく育つ樹木なのでセンリョウと見間違えることはないでしょう(^o^;
画像20 おそらくいちばん目にする機会が多いのではないでしょうか、散らしたようにつく「ナンテン」
画像21 おっ!ひときわ渋い色合いの葉がありますね!何の木でしょうか?あの形には見覚えが……
画像22 そう、みなさんご存じ柏餅の「カシワ」ですね。緑か、くすんだ緑の葉しか見たことがないので、ここまであざやかに色づく葉を見ることはなかなかありません(・∀・)
画像23 Hey!茶店だYO!冷えてきたから甘酒飲もうっと!٩(♡ε♡ )۶
画像24 梅干しと梅の甘酢漬けも購入。甘酒はつぶつぶがいっぱいある私好みのやつ。とてつもなく熱い。持てない。
画像25 体はあったまるけど、甘酒がいつまでたっても熱い(-_-;)
画像26 石碑と木々は私たち人間のせわしない営みを見続けています
画像27 散り、休息し、芽吹き、萌えいづる
画像28 風に吹かれるように、時代の波にたゆたう
画像29 気負わず、力まず、明日も生きてゆこう
画像30 梅の花の咲く頃に、また来るからね。町娘さん❤(ӦvӦ。)

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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