ラグビーとの出会い#2
まいど!ラブラグ.TVのゆうです。
さて前回の続きを…
晴れて4月から西京極中学校に入学した僕。荒れた中学校に不安を抱きながらも、学校生活がスタートしました。ただすぐに不安が恐怖に変わる出来事がおこるのです…
それは入学から1週間後に行われた「一年生を迎える会」の時でした…全校生徒が体育館に集まり、2年生や3年生が合唱や学校紹介、クラブ紹介などをしていく楽しい行事。
身長が高かった僕は体育館の端っこで体育座りをして、3年生の合唱を聴いていました。
「3年生退場」
合唱が終わり、真っ暗な体育館の舞台から3年生が僕の横を通って退場していく…その時…
痛っ!!!えっ…なに!?
一瞬何が起こったのかわかりませんでした。自分が蹴られたと理解したのは数秒後…そして低い声で聞き取れた一言
「調子乗んなよ」
えぇーーーーーー!ただ座って合唱を聴いてただけなのに。こわっ!西京極中学校こわっ!通称極中(ごくちゅう)こわっーーーー!!!!
これはやばい。何か部活に入って、先輩と仲良くなって、守ってもらおう。
僕の単純な脳味噌が導き出した答えに従い、放課後運動場に向かう僕。目的は運動部の見学と仮入部。
運動場でやってる部活は3つでした。野球、サッカー、ラグビー
野球部はダメ。ヤンキーだらけ。笑
ラグビー部ダメ。噂最悪(前回参照)なんか大きい声だしてる。怖そう。ダメぜったい。
サッカー部…爽やかー!なんか細いし、ヤンキーもいなさそう。顧問の先生もメガネかけてて怖くなさそう。これだ!!!!
心を決めてサッカー部に向かうと…
大行列。
Jリーグの人気もあり、仮入部の申し込み用紙をもらうのに行列ができていました。
今日は諦めて、明日またもらいに来よう。
反転して校門を目指し歩きだした時でした…
「お前!体おっきいな!ラグビーせぇや」
目の前に現れたのはラグビー部の先輩…うん。そうだね。金髪とかじゃないけどヤンキーだよね。
「聞こえたんけ?ラグビーせぇや」
脅迫だよね。これはほぼ事件だよね。
ただ次の瞬間!僕は自分の耳と口を疑いました…
「はいっ!!」
…返事してもうてる。笑
こうしてラグビー部に仮入部して帰宅。自宅で建築事務所をやっていた親父にラグビー部に入る事を伝えると、めちゃくちゃ喜んでました。よく考えれば正月のたびにテレビで大学ラグビーを観てた親父。中学、高校とラグビーを続けた僕の試合をずーっと観に来てくれる1番のファンになってくれました。
まぁこうして僕はラグビーと出会い、人生を変えられたのです。もちろんいい方向に。笑
また中学校の思い出なんかも書ければいいなぁと思ってます。
今日はここまで!また次回お会いしましょう。