クリスマスに読みたい本【10】
今日は、こちらの本。
「カロリーヌのクリスマス」
「カロリーヌとゆかいな8ひき」というフランスの古典的な絵本シリーズの一作です。
カロリーヌとおともだちの犬や猫やらいおんやひょうたち8ひきは、
もみの木を買うために貯金箱を壊します。
ところがもみの木を買う途中、バイオリン弾きやめぐまれない子どものための募金でほとんどのお金を使ってしまい、ツリーは小さなものしか買えませんでした。
がっかりするカロリーヌたちに、「もみの木をとりにきてください」というお手紙が届きます。
さっそくカロリーヌたちは、森にもみの木を切りに行きますが……。
カロリーヌのシリーズが初めに刊行されたのは、1955年。
著者のピエール・プロプストが娘シモンヌをモデルに描いたお話だそう。
児童文学は、そういうの多いのかな。
レトロかわいいイラストと、楽しいお話でした。
文字量は、最近の絵本にくらべると多め。
黙読で15分くらい。じっくり読んだら、もうちょっとかかるかも。
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タイトル: カロリーヌのクリスマス
著者: ピエール・プロプスト (Probst, Pierre) 1913-
訳: 山下, 明生 (1937-)||ヤマシタ, ハルオ
PUB: 神戸 : BL出版 , 1999.11
PHYS:47p ; 30cm
VT:OR:Le noel de Caroline
PTBL:カロリーヌとゆかいな8ひき
NOTE:原著の著作権年: c1992 (Hachette社 English agency)
NOTE:「フェリシモブックポート翻訳リクエスト」によって刊行決定
NOTE:企画: フェリシモ
ISBN:4892387339
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*タイトル画像は「みんなのフォロギャラリー」からお借りしました。
ありがとうございます。
*表紙画像の著作権が心配なので、Amazonのリンクを貼っています。