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本好き。ゆるゆる読書日記できたらいいなーと思ってはじめました。

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  • クリスマスまで、毎日クリスマスの本を読んでみる

    毎年クリスマスが近づくたび、クリスマスの本が読みたいと思いつつ、読めないままのことが多いので。今年こそ!と記録してみました。

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「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第1話

あらすじ  結婚間近だった彼氏にふられて、仕事もやめた33歳元会社員の香苗。 年末に実家に帰省したものの、両親の気遣いが息苦しく、元旦の早朝、ひとり伏見稲荷へ初詣に出かける。  そこで出会ったのは、新進気鋭の英国人小説家のリチャード。イケメンなのに人懐っこい彼といっしょにお詣りしているとき、元彼が新しい彼女と一緒にいるところに出会う。  あまあまのご都合主義な恋愛小説です。全11話。 第1話  家から駅までは、歩いて10分くらい。 たいした距離じゃないけど、元旦の今日は

    • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第11話(完結)

      (第一話はこちらです)  赤い顔のリチャードと、千本鳥居をくぐっていく。 周囲を朱色の鳥居に囲まれて、リチャードの顔はますます赤く見える。  ほんとうに熱が出てきたとかじゃないよね、と気にしつつ、すこし歩くと、鳥居が途切れ、広い場につながっているのが見えた。  奥院だ。 『ここが奥院よ。ここでもお詣りしましょう』  奥院は、本殿よりずっと小さい。 けれど山中にあるせいか、神聖な感じがする。  リチャードも同じように感じているのか、本殿でお詣りした時よりも、真剣にお詣り

      • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第10話

        (第一話はこちらです)  写真を撮ってくれると、博昭たちはそそくさと先を歩いて行った。  リチャードはカメラのチェックをしたいからと言って立ち止り、鳥居の端に寄る。 デジカメの画面をチェックしているようだけれど、たぶん私に気を使って、博昭たちとの距離を稼いでくれているんだろう。 『……前の彼氏なの。気を使わせてごめんなさい』 『こっちこそ。勝手に肩に触れてごめん』  リチャードは、カメラから顔をあげていう。 『いいわよ。それも気遣ってくれたんでしょ』  たぶんリ

        • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第9話

          (第一話はこちらです)  まさか、こんなところで博昭に会うなんて。 結婚の話がなくなってから、10か月の間、1度も会うことなんてなかったのに。  博昭によりそうように立っているのは、華やかな着物姿の女の子だった。派手な容姿ではなく、どちらかといえば顔立ちは地味だ。  けれど好きな人と一緒に過ごすためにめいいっぱいおしゃれしたのだろう初々しさが、輝くようにかわいらしかった。  そんな彼女に影響されたのか、博昭もまたいきいきとした様子だった。 落ち着いた雰囲気は以前のまま、

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        「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第1話

        • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第11話(完結)

        • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第10話

        • 「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第9話

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        記事

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第8話

          (第一話はこちらです)  外見は褒められることも多いのに、「かわいくない」と言われることも多かった。  特に、会社の男性陣。 「あいつ、仕事はできるけど」と枕詞をつけて、女性らしい気遣いに欠ける、思いやりがない、と散々にあてこすられることは、よくあった。  幸い、私の歴代の彼氏たちは変わり者なのか、私のそうしたところを気にする人はいなかった。  けれど結局、誰とも結婚していないという現状は、私のこんな性格によるものなのかもしれない。 『もうちょっと下からとったほうが、楼

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第8話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第7話

          (第一話はこちらです)  人目をひくイケメンなのに、笑顔が人懐っこい英国人。 彼が、さっきまで読んでいた小説を書いたなんて、彼がリチャード・ライター本人だと納得したはずなのに、不思議な感じがなくならない。 意外と言えば意外だし、それらしいと言えばそれらしくは見えるんだけど。  私は本を読むのは好きだけど、小説家本人については、さほど興味がない。  エッセイなら著者の年齢や性別、略歴は、著者の立ち位置を知るために、確認してから読む。 旅のエッセイでも、著者が20代の女性な

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第7話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第6話

          (第一話はこちらです)  さっき電車で出会ったばかりの外国人の男が、私が電車で読んでいた小説の作者だっていう。  へぇ。ふぅん? ずいぶん馬鹿にされたものだ、と思う。 『あなたが、あのリチャード・ライターってわけ? イギリスで評判の小説家?』 『たぶん。……小説家ではあるけど、評判ってのはどうかな。知人じゃない読者にあったのは、君が初めてなんだ』  男は、青い目をきらきらさせて、照れたように笑いながら、言う。 ずいぶん縁起が上手だこと。  男のそんな笑顔は、話している

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第6話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第5話

          (第一話はこちらです)  いくら相手がイケメンでも、目的地が一緒の伏見稲荷なので、あまり話したくないという気持ちに変わりはない。  電車でひとことふたこと会話を交わすのはともかく、降りてからもいっしょにお詣りに行きましょう、なんて展開はごめんだ。  けれど、その後も男がちらちらとこちらへ視線を向けてくるので、気にせずにはいられない。 隣に座っているから、至近距離なのだ。 気になってしかたない。  ナンパとかでは、ないと思う。 それ目的なら、最初に声をかけた時にもっと話し

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第5話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第4話

           (第一話はこちらです)  そして、今。 博昭と別れて、さんざん泣いてから、10か月たった今。 正直なところ、私は今、それほど傷ついてるわけではないと思う。  博昭のことは、好きだった。   地方銀行に勤める博昭は、職業にふさわしく真面目で落ち着いた人だった。 地に足がついた堅実な生き方をする人で、両親や職場の人を大切にしていた。 ゆったりとした口調で語られる彼の生活は穏やかな輝きに満ちていて、そんな博昭と一緒にいると、落ち着き、安らげた。  それまでの数少ない彼氏と

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第4話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第3話

           (第一話はこちらです)  恋人と、結婚相手との違いってなんだろう。 私と博昭は、そのまんなかの婚約関係だったけど、一方の気持ちがなくなれば、その関係が解消されるのに違いはない。  法的なこととかもあるんだろうけど、私が痛感したのは、結婚はふたりだけの問題じゃなかったってことだ。  私と博昭の結婚がなくなったことを知った両親の嘆きは、想像以上だった。 まだ博昭と別れたばかりでショックで呆然としていた私は、そんなふたりの反応に、ますます打撃を受けた。  親の気持ちも、わか

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第3話

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第2話

           (第一話はこちらです) 「別れたい」と博昭に言われたのは、2月に入ってすぐのことだった。  年末年始の休み明けは、なんとなく仕事が溜まってしまい、忙しかった。博昭とも、予定が合わなくて、なかなか会えなかった。  だけどこの時期は毎年、ふたりとも忙しくて会えないことも多かった。 付き合いたてでもない社会人だから、そんなのはよくあることだ。  なんだかんだと連絡はちょこちょこ交わしていたし、送りあうメッセージの中で、博昭はいつもどおりに見えた。  私はなんの疑いももたず、

          「結婚間近にふられましたが、幸せは思いがけず突然やってくる。……いやほんと、予想以上の展開だよ!?」 第2話

          【嬉しかったこと】好きなマンガ家さんを、ここで発見したこと!手に入らなかった本が読めるというのも嬉しいのはもちろん、こどもの頃から好きな作家さんと同じところに言葉を綴れるなんてすごすぎる✨

          【嬉しかったこと】好きなマンガ家さんを、ここで発見したこと!手に入らなかった本が読めるというのも嬉しいのはもちろん、こどもの頃から好きな作家さんと同じところに言葉を綴れるなんてすごすぎる✨

          【嬉しかったこと】ツイストのグリムのランチパック、ゲットできたこと💖かわい💖もちろんツナです。

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          【嬉しかったこと】鬼滅の刃の南座の展示チケットが当選したこと💖Twitter見てると、ほぼほぼ当選しているみたいですが楽しみー♪

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          【嬉しかったこと】スタディサプリ、100日連続突破!これまで、いいとこまでいってもお休みの日にうっかりやり忘れて0スタートってことが多かったので、ここまで続けられて嬉しい!

          【嬉しかったこと】スタディサプリ、100日連続突破!これまで、いいとこまでいってもお休みの日にうっかりやり忘れて0スタートってことが多かったので、ここまで続けられて嬉しい!

          【嬉しかったこと】間に合わないと思った予定が、先方の都合で遅くなってること。おかげで読もうと思ってた本も読めたー。姪っ子お勧めの「桜のような僕の恋人」。ふだんはあんまり読まない泣き系だけど、わりと面白くて、泣き泣き

          【嬉しかったこと】間に合わないと思った予定が、先方の都合で遅くなってること。おかげで読もうと思ってた本も読めたー。姪っ子お勧めの「桜のような僕の恋人」。ふだんはあんまり読まない泣き系だけど、わりと面白くて、泣き泣き