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社会人になってのあれこれ
2020年4月に社会人になった。もう、3年目の冬が来た。
コロナにぶち当たってしまって、リモートワークやら時差出勤やらをしっかり経験し、今年からきちんと外に出たりイベントをやったりできるようになった。
私の周りには知らない人がたくさんいて、魅力的な人も、悪意に満ちた人も、同じように時間を過ごしている。
多様すぎて疲れてしまうこともたくさんあるけど、なんとか生きている。
人見知りはどんどん加
100年ぶりに新幹線に乗った
100年ぶりってのは嘘だ。
それでも、そう思えてしまうくらい長い間、この空間を遠ざけていたのだな、と実感した。
一人ぼっちの北海道出張。
津軽海峡をくぐり抜ける北海道新幹線は、小刻みに揺れながら、葉の落ちた林の中をゆく。稲刈りの終わった茶色い田んぼの中をゆく。
降り立った新函館北斗駅は、閑散としていた。遠くの街の灯りがぼやけて、呼気と外気の差を思い知る。気温は10℃台前半、もうすぐ冬がやって
Pearl Pool
たった一夜の記憶に囚われたまま、この海を漂っている。
Pearl Pool
星の砂って、生物の死骸だって知ってました?
唐突にそう尋ねられたのは、初夏のことだった。春から始まった海洋系の講座に参加し始めて1ヶ月が経ち、参加者の顔はだいたい覚え始めてきたころ、声をかけてきたのは、いつもひとりで窓側の席に座っている彼だった。
地元の博物館の市民向け講座は、シニアの方ばかりで、まだ20代半ばの私
2万5千円の部屋で、春を待つ
18歳までを過ごした本州最果ての村は、波の音が子守歌だった。雲が低い日はごうごうと海鳴りが響く。静かな夜、というものを、経験したことがなかった。
大学に入学して、ひとり暮らしをすることになった町は、四方を山に囲まれた、のどかなところだった。
選んだ部屋は、8畳の洋室に4.5畳のキッチンという1Kの部屋。古い建物だったけど、リフォームしたてだという部屋は綺麗だった。ここにしよう、と母と決めた。
psycho monday
何万年経っても、何億光年離れても、この恋だけは叶えたかった。
01:
2106 Tokyo
「世界初となる自立型宇宙ステーション “万葉” の打ち上げまで、24時間を切りました」
「種子島宇宙センターには、打ち上げを待つ人々が大勢集まっています」
「万葉は宇宙ステーションの名前でもあり、この宇宙ステーションのオペレーションAIの名前でもあります」
ラジオから響くリポーターの声が興奮を伝えて
avengers in sci-fi 15th Anniversary
と,タイトルにつけたけど,結局自分語りなので笑,気をつけてほしい.
avengers in sci-fi に出会ったのは約8年前,わたしは14歳.列伝ツアーが終わったあと,姉が見つけてきたアベンズに,心を奪われたのを覚えている.
avengers in sci-fi の楽曲は,世界観が素敵だった.SF小説にハマりはじめていた当時,たくさんの物語を曲から想像した.
人類が宇宙へ飛び出すようにな