ヘイト・ウォッチをご存じですか？

ヘイト・ウォッチという言葉をご存じでしょうか。

ヘイト・ウォッチ（hate-watch)とは、「文句や不満を言いたくて、嫌いなテレビドラマやSNSなどのコンテンツを見続けること」です。

好きで見るのではなく、「嫌いだから」見る。

これは世界的に問題となっています。ヘイト・ウォッチは視聴率や再生数を稼げるため、制作側はわざとありえない設定にしたり、不快な展開にしたり、ツッコミどころ満載エピソードを盛り込んだりするのです。

それで視聴者側が「それはないわー」と文句を言いだし、バズらせてくれたらしめたもの。注目度はどんどん増し、視聴率や再生数が稼げて万々歳、というわけです。

ヘイト・ウォッチに似た言葉でdoomscrollingがあります。これはネガティブなニュースやコンテンツをスクロールして果てしなく見続けること。

どちらもメンタルに良くないことは明らかです。なのにみんなやめられない。

こうなったら、スマホをジップロックにいれて放置するか、forestというアプリで「スマホを放ったらかしにすればするほど木が育つ」のを楽しむか、wi-fiを切るしかなさそうです。

年末年始、ヘイト・ウォッチに陥らないよう、どうぞご注意を～。