手放しにも種類がある【カオラボ2023年4月】
手放しと言ったら、何を浮かべるでしょうか。
捨てる、なくすなど、
物理的にその場からなくなるイメージ。
しかし、手放しはそれだけではありません。
今月のカオラボで、詳しく学びました。
・未完了のもの
「未完了」と聞いて思い浮かべたのは
「ツァイガルニク効果」です。
旧ソ連の心理学者ツァイガルニクが由来です。
喫茶店でメモも取らずに
客の注文の品を持ってきます。
持ってきたあとは、完全に忘れることを発見。
「未完了のものは頭に残るけど、
完了させると忘れる」
手放しには、完了させることが重要です。
未完了の課題が頭に残っていたら、余白がなくなります。完了させられれば、忘れられるので余白が生まれます。
ワークでは、未完了リストを作り、
「いつまでにするか」を決めました。
カオラボ放送前にワークをやりましたが、
放送前に1つ完了させられたので、手放せました。
物事を完了させると頭の中が身軽になるので、
他のことができるようになります。
・手放すタイミング
端的に言えば、「あれ?」と違和感があった時点が
手放しにいいタイミングとのことです。
薫さんの事例に驚かされましたが、
当時売上の多くを占めていた事業を
「飽きた」という理由でやめたそうです。
その後、もっと大きな仕事がきたとのことでした。
自然界の他の生き物は躊躇なく手放します。
桜の木も、春になったら花が咲くけど、
一定の期間が立つと散っていきます。
葉桜になり、冬になったら落葉。
「手放したくない」と執着しません。
しかし、人間はそこまでスムーズにできません。
『やめる時間術』を実際やってみて、
やめることの難しさを感じました。
Todoを増やすのは楽しいけど、
やめるのはしんどいと感じます。
・感想
手放すと言っても、
いろんな種類があることに気づきました。
物を手放すがわかりやすいけど、
他には何かの行動をやめる、
「捨てられない」と悩むこと自体をやめるなど、
思いもよらないものも対象です。
私はこのワークで、
「自分でコントロールできないことで悩むのをやめる」が思い浮かびました。
今、統一地方選挙をやってます。
私の選挙区は無投票になったので、
意志表示ができません。
やるせない気持ちになりましたが、
ちょうど、そのニュースが新聞に載ってたので、
投書しました。
その日のうちに新聞社から電話がありました。
新聞への投書もですが、
国も、都道府県も、市町村も
意見フォームがあります。
そこから意見を出して、
意志表示するのも一つの選択肢と発見。
change.orgで署名活動を始めたり、
署名するのも立派な意志表示です。
物だけでなく、思い込み、悩みなど
手放せるものはたくさんあると気づかされました。