発達障害児の母が他山の石にした記事とは
「障害児」に"クビ宣告"にドキッとしました。
長男が現在、放課後等デイサービスにお世話になっています。
今年小学生になったので1年目です。
私は今は働いていないので、
こんな事態になっても、何とか対処法を考えるかもしれません。
しかし、仕事をしてる保護者の場合、
次の場所が見つからなければ
退職は避けられないと想像しました。
「大変そう」と同情しつつも、
気になったことがあります。
・前兆が出ていませんか?
デイの職員から問題行動を指摘されていたのに
何も行動していないのが気になりました。
記事では問題行動の具体的な内容がわからないので
何とも言えません。
「来年度以降は見れません」と言われるくらいなので、対応できなくなるほどの状態と察しました。
問題行動を指摘された時点で、
「職員から詳しく話を聞いたのか」と疑問です。
もっと早く対処すれば、"クビ"宣告までは行かなかったと思いました。
・他責思考
私も知的障害を伴う発達障害の子どもがいます。
重度の子もいるので、
記事のライターさんの気持ちは理解できます。
しかし、記事の締めを見ると「他責思考」と
感じずにいられませんでした。
息子さんが放課後デイと上手くやって行くために
努力したのだろうかと疑問です。
確かにもっと施設や職員体制を充実させてほしいと願います。
しかし、財源には限りがあるし、
そもそも専門知識のある職員を
確保するのが難しいと感じます。
頼れるところは頼って、
自分でやるべきところはやる。
福祉サービスを上手く利用するには
これしかないと感じてます。
・私がやっていること
長男の学校の送り迎えや、
放課後デイのお迎えは私がやっています。
話ができそうな状況なら必ず、
先生や職員に本人の状況を聞いてます。
「今日はどうでしたか?」と。
ほぼ毎日話を聞いていれば、
「あれ?」と気づくはずです。
「日頃の会話はどうしていたのか」と
気になりました。
私の場合は、家庭で上手く対処できないことを
学校や放課後デイではどうしているのかと
相談することが多いです。
職員が対応するのに限界が来ている中で、
「保護者は対処する気がない。もう無理」と
見限られた可能性も考えられます。
・感想
この記事を知ったのは、Yahooニュースです。
※一定期間が経つと見られなくなるため、大元のサイトを掲載。
コメント欄を見ましたが、
手厳しい意見が多い印象です。
「記事のタイトルが"クビ"になっているけど、
あなたが職員の訴えを無視したからでしょ」と。
書き込んでいる人は、
うちのように障害のある子どもの保護者もいれば、放課後デイなどの職員もいました。
長男も次男も、それぞれ関わっている施設があります。
手段はそれぞれ違うけれど、
目的は「彼らが健やかに育つために、
適切な環境や機会を提供する」ことだと思います。
保護者の私も含めてです。
家庭だけで完結させるのは難しいから、
こういう機関があります。
良好な関係を築く努力をしようと、
日頃の行いを振り返るきっかけになりました。